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隠れるのをやめた日

突然ですが、あなたはいつからインターネットを使用していますか?

私は大体、高校生からがちゃんとしたスタートでした。と言っても、携帯電話です。当時パケ放題が始まったばかりで、docomoのFOMAシリーズを使っていました。

高校は2年生から選択できる、情報コースだったので、PCの授業はもちろんありました。
でもPCは本当に苦手で、ちんぷんかんぷん。

「ケータイでホムペとかできるんですけど」

なんて先生に言っていた自分を一回張り倒したいです。ええ、もう時代が物語る言い方ですよね。あれは携帯用だったからできた話。

でも、本当に簡単だったんです。たぶん16歳くらいから私は自分のホームページや前略プロフィール、何でも作ってました。 タグの部屋さんからお借りして…コピペしまくって。

ダンスイベントを主催する時も、地域を大阪に限定してダンサーやチームを募集し、ネットで繋がった仲間と実際に会い、開催まで実現していました。

やがて、mixiが流行って、デコログが流行って、なんだかんだで全部やってました。
だけど、いつからか、自分を隠すようになったのです。

匿名で誰かの悪口や個人情報を晒したり、ある事ない事書き込んだりなんてしたことありませんし、された事も……たぶんありません。←

だけど、mixiで一度だけ、プロフィールも写真も名前もレイアウト全てが同じアカウントがあると友達が教えてくれたのです。

正直ビックリし過ぎて、気持ち悪かったです。幸いにも、こちらが連絡すると、相手がすぐ消した上に何度も謝罪をしてきたので私はもう関わらないで下さいとだけ伝えて、何もしませんでした。

それに、Twitterがドラマで登場してから一気に流行り、他の更新をしなくなりました。そしてアカウントを消して、Twitter、Facebookと移行して行ったのです。

そこでです。Twitterって正直言って無法地帯だなって感じることが多々あり、小心者の私はもうビビって鍵をかけたり外したりを繰り返していました。

名前と顔を出すのも躊躇しましたし、当時の現実世界での友達もフォロワーに居たので。
誰かわからないように、こっそり。

だけど、友達の友達を辿って行って、私を探し当てたり、こっそり情報を見たり、いわゆる「探り」に命をかけているような人も居て、デコログ時代はブログごと消したりもしました。

見られるのが嫌ならやらなきゃいい。
そう言ってしまえば終わりなんですけどね。
やらないわけにもいかない世界です。

マナーと言うか、自分は顔も名前も隠すし、何者か、知り合いなのかさえも教えないけど、あなたの全てを見せて!みたいな感じがしてました。現実世界じゃ普通に失礼だし、怪しくて近寄りません。それになんか…違う意味で監視されてる感。

そんなことを考えながらも、やっぱりこそこそされるの嫌だなぁとか、見られても良いことだけしか更新しないでおこうかなぁとか、もう矛盾に塗れてました。

新しい世界で通じ合える、次元が合うような人だけと繋がりたい。

そう思うようになりました。
相手の事や事実を自分で調べもしないで批判や罵倒する、執拗に誰かに付き纏う。依存する。特に自分で考える事を辞めた人が情報に振り回されている事が多いです。

そして、された人は生身の人間ですよね。画面の向こうには自分と同じ血の通った人が居ます。そしてそれぞれの生活があります。

ここで思ったのです。
あ、私も選別してるじゃん。今までも、現実世界でしてきたことだ。それが浮き彫りになっていく時代と言うか、可視化されてる時代、自分が信用できる人同士じゃないと繋がれない時代になっていると言うこと。

怖いけど、嫌だけど、それでも新しい時代へ私は変化していきたい。自分の情熱を心から分かち合える仲間と繋がっていたい。

性別や年齢、外見や国籍、仕事や立場なんかも関係ない。信用こそがポイントなんだということです。じゃあ…もう隠れてる必要ある?

そんな心の変化が私に起きました。
長い長い年月を経て。

私は私で1人しかいない。
私が経験してきたものはオリジナルです。
だからコピーなんてされたくない。
隠れてたら、埋もれていく気がしました。

そうです。もう隠れるんやめて、大きい声で言ってやります。

「私が菅原 慶子です!」

このことに気付いたのは、どこの誰かもわからない時の私を信じてくれた仲間のおかげです。その中でも、ずっとブレずに発信し続けてきた方が私に沢山の気付きを与えてくれたのです。


まーた長くなってしまいました。
なんかこう、暑苦しいですよね、私。
よく妹にもめんどくさがられてます。涙

次は私の好きな新世界の話でも
更新しようかなって思ってます。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
また更新しますね。



peco




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