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イロ、いろ、色


思ったことを描いてみて


小学生の頃に人権絵画の授業がありました。
先生が皆に自分が思ったことを絵にして描きましょうと言う。

だけど、黒板には入選した作品や優秀な作品が貼られていました。


真似してねってことかな?


私はそっくりな構図でみんなちがって、みんないいの文字にして描き上げました。


よく描けたなぁ!


先生は褒めてくれました。だけど私は絵を描くのが苦手になりました。思ったことを描くってどういうことだったんだろう?

私はただ真似しただけであり、そこにそれらしい言葉を書いただけです。何も頭に浮かんできてないし、心に聞いても何も応答が無い。


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時が経って、高校生になった時、時代はプリクラ全盛期です!(プリント倶楽部が出来たのは私が小学校4年生とかそんな時です)


らくがき可愛いな!


一緒にプリクラを撮った友達が褒めてくれました。プリクラのらくがきタイムって、次の人が居たらすぐ終わってしまうのですが、居ないと書き終わるまで無制限に時間があったりしたんです。もちろん、いつも並んでいたのでらくがき途中のものが1枚はあるような感じでした。

だけど無制限に当たったとき!ゆっくり全体を見てから色を足していったり、思い浮かんだモノを描いたり。主に直感で色を足していく作業をよくしていました。

そうした時に好きな友達に褒められたこともあり(本当に単純)絵というよりは、色が好きになりました。心から応答有りです。笑

例えば私は田舎に住んでいる為、よく山を見ます。そして山の色が好きです。

「山は何色か?」と、聞かれたときに皆さんは何て答えますか?

私は答えられませんでした。山は山の色だから。数えきれない色の集合体が山です。だから沢山の色を重ねないと山の色が出せません。


私が思うことを描くならば、何色も重ねないと出てこないイメージみたいな色(モノ)です。

だから未だに人物や物が描けません。
思ったことを描いてと言われたら思い浮かぶ色を足して、足して、何度も足していく。そしたら絵になります。

だから今でも絵を描くのが苦手です。


でも、これが役に立った時があります。
それは、あるお店の店舗運営の仕事をしていた時です。そう、お店で色と言えば…


ポップです


会社の人にも色が良いと褒められました。ちょっと嬉しかったです。絵は下手だけど、これならできる!そう思いました。


そんな私が写真に撮っておいた作品(と言えるかどうかは不明)のようなモノがあります。



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コレ、実は自分なりの順番で色を足しています。更に絵具じゃないんです。

使わなくなったポリッシュを最後にカタチにしてしまおうと思ってやったんです。
いつもは描いてもすぐ捨てるんですけど、ポリッシュで描いたコレだけは撮ってました。


これはアートだ!って言いたい訳じゃなくて、
私の思ったこと、こんな感じです。って言うのが伝えたかったです。

因みにですが、小学生になったかなってないかの時期に、私はコンパスと分度器が好きで、色んな円を描きまくってました。
母に「まるのおまつり」と言って色んな大きさの混ざった円の絵をプレゼントしたこともあります。母はその夜、そっとゴミ箱にナイナイしました。笑

もちろん!人物や物が描けたら最高なんですけどね!でも、私みたいに絵で表現する時にこんな感じのインスピレーションしか出てこないって人が他にも居るんじゃないかと思って、記事にしてみました。



今回も私の時間にお付き合い頂きありがとうございます。感謝です!


また更新しますね。


peco




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