溺水 ① 〜背景〜
久しぶりにお休みを頂いて、山奥の川沿いでキャンプをしてきました。川は冷たくて気持ちいいですね。8月も後半になりますが、まだまだたくさんの家族が川での遊泳を楽しんでおられました。
もうしばらく、遊泳での溺水事故は多い時期が続きそうですね。
特に川での溺水は要注意のようです。
最近の資料はこちらですが、あまり傾向は変わりませんね。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/sounan.html
こどもの溺水、という意味では、年齢別の傾向があり、特に幼少時では風呂など家庭内での溺水に要注意、というお話しは以前させていただきましたね。精神運動発達によって起こりやすい事故は決まっており、対策はできるということもポイントでした。
夏休みも終わりかけのこの時期で若干時期を外した感はありますが、来年のこともありますし、まだ学校のプールの授業などはあるでしょうし、、、家庭内の事故も重要!ということで、すこし溺水についてまとめていこうと思います。
【参考文献】
1. 菅原一成 他、河川総合研究所報告 (20), 65-76, 2015-01
(本文中、図 2・4, 1・1はこの文献から引用)
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小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン