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chari_lele
亥の子餅
2024年11月4日(月・振替休日)晴れ 23.3℃(MCJ087)
先日、JAPEX(全国切手展)へ行ったとき、お菓子を売っているコーナーで和菓子の「亥の子餅」を買った。パッケージが可愛らしく、売り場にいたおじさんの説明が美味しそうだったから。でもどうしてイノシシなんだろう? とひそかに思っていた。
家に帰ってから、何気なく愛読している歳時記の本を開いたらなんと「亥の子餅」について書かれているではないか。なんだ、季節物だったのね。
「亥の子祝い」は、平安時代からはじまったとされる宮中の年間行事で、今でも西日本を中心に受け継がれている風習です。旧歴10月、初亥の日の亥の刻(午後9時〜11時)に「亥の子餅」を食べ、無病息災や子孫繁栄を願います。
「亥の子餅」は地方や和菓子店によって違いがあるものの、多産のイノシシにあやかって、イノシシの子どもの形に作られているらしい。そして、「亥の子餅」はなんと源氏物語にも登場するらしい。
私は北海道育ちだから知らなかったのかな? 亥の子祝いについてはこの歳になって初めて知った。愛読本に書いてあるのに全く頭に入っていなかったことには苦笑するしかない。でも「亥の子餅」は美味しくいただいた。もう忘れないと思う。たぶん…。
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