短文エッセイ集

セルフレジ

最近、コンビニやスパーなど色々な場所でセルフレジを見かけるようになった。ある時、学校帰りにコンビニに入った。商品を持って会計をしようとしたが、店員さんは１人でお客が3人くらい並んでいた。「並んでるなー」と思って視点を横に移すとセルフレジが目に入った。「なんだ、セルフあるじゃんか皆も使えばいいのに」と思いなが、他のお客を横目に堂々とセルフレジでバーコードを読み込み始めた。さて、会計方法を選択する時だ。「あら、まあ、現金がないじゃないの」どうやらクレカや電子マネー、バーコード決済等にしか対応していないようだ。上を見上げるとそう書いてあった。「PayPay入ってたっけ、いやチャージしてないもんな」と思いながら、アプリを開いても案の定、数十円しか入っていなかった。一瞬、思考停止した後、この先の取るべき行動を量子コンピユーター並みのスピードで考えた。結局、会計をキャンセルして有人レジに並んだ。恥ずかしかった。

課金

大半のスマホゲームは、課金を促してくる。以前、それに負けて少額だけど課金をしたことがある。課金して得られたものはゲーム内での強さ、ゲームに課金した罪悪感、また課金したいという欲望。総じて、個人的にはデメリットの方が多かった。お金の使い道は人それぞれだから嫌みをいうつもりはない。しかし、お金に余裕がある、そのゲームを愛している、みたいじゃない限り個人的に安易な課金はおすすめはしない。ゲームはインフレする一方だし、欲に上限はないのだから。

茶道

１年くらい前、茶道セットを買おうと思っていた。茶道の経験はないけど、抹茶を点ててみたかった。作法を学びたいとかの立派な理由じゃなく、単純に点ててみたい。どこか惹かれて、憧れる。でも、もしかしたら全部が偽りで、抹茶を点てる自分に酔いたいだけなのかもしれない。

朝食

朝ごはん何食べた？と言われたら絶対答えることができる。なぜなら、毎日固定だから。トマトジュース、キウイ、甘酒、バナナを食べる。男子大学生の朝食とは思えないモデルのような朝食だ(笑) 筋トレしていた時はプロテインを飲んでいたり、アーモンドを食べていたりする時期もあった。朝からがっつり食べられる方じゃないから、食べやすくて、健康に良さそうなのを食べている。昔はトーストにオレンジジュースとか、お茶漬けとか食べてたんだけど時間もかかるし、面倒くさくなって今の朝食に落ち着いた。皆は何食べてる？

無用心

自分でも不用心だと思う。いや、周りを信頼しているのだろうか。 教室に入り座席を確保する。僕は以前記事にした通り、後ろの席が好きだからそこを取る。だけど、席を離れないといけない瞬間がある。トイレに行く、コピーをしに行く、ゴミを捨てに行く等々。こういう時、スマホと財布以外の荷物はいつも席に置いていく。防犯上よくないことは理解はしている。だけど、席の確保も重要だ。大学っていう場所だからこそ、周りの人を他所よりは信じられるのかもしれない。皆さんは、電車でトイレに行く際や大学で席を外さないといけない時の荷物、どうしてますか？

できる秘書 

僕の高校では朝学校に行くとスマホを預けなければいけなかった。戻ってくるのは帰りのHRの時。部活に入っていた、家が近かった、というのもあって学校内や通学中にスマホを使用する機会はほぼなかった。だけど、大学は授業中にもスマホを触れるし、通学時間も長いからスマホを触る。自然とスマホの使用時間が増えて、家族よりも一緒にいる。まるで、僕専属の秘書だ。友人等の連絡先を知っていて、僕の予定、趣味、行動履歴などを知っている。目的地までの経路や分からないことを訪ねるとすぐ回答してくれる。スマホ依存症なんて言葉もあるけど、もう僕は専属秘書無しでは生活できません。