そんな食マネな日々、霜月編
寒くなってきて、起きるのが本気で辛い。朝ごはんは友達に貰ったインスタントみそ汁。台所でお湯を注いでそのまま顔を洗い、部屋に戻って身支度を整えて出かける前には冷めているので一気飲み。
1限:歴史学 でもさすがにそれだけだと2時間くらいで血糖値が下がりまくる。教授が「あんまりおいしくないよ」と言いながらプンパニッケル(ドイツの固くて黒くて酸っぱいパン)を配ってくれた。私と友人(朝食抜き)は「美味しい……すきっ腹に染みる……空腹は最高の調味料って本当だ……」としみじみ。
2限:栄養学 しかし人は一切れのパンでは生きられない。2限が終わる頃には再び空腹で死にそうになる。授業で散々「揚げ物は控えめに」「麺類は塩分的によくない」「取るなら不飽和脂肪酸(≠動物性脂肪)」と言われたのに、授業が終わるなり学食で鶏天そばをがっついてしまった。
3限は空きなので、自主ゼミ(英語で食を語ろう)に参加。食べ物の英単語及びそこから派生した言葉がスラング的に使われている例(baconyは「デブ」とか、egg headが「ハゲ」とか)を集めて発表することになった。
4限休講。ラッキー。いや休日に補講があるから喜んでもいられないが、朝三暮四でウッキーと喜べるのが学生ってもん。しかし今日は買い出しに行かなければいけない。
料理サークルの限られた予算で24人分の材料を揃えるとなると、このご時世大分厳しい。使う肉は大抵鶏肉とひき肉。調味料はプライベートブランド。皮やルーは買わずに自作。安い食材は業務スーパーで探す。何かを8個買いたくても、3個入りパックなら2袋で諦める。正直、地元で主婦していた時は物価高を嘆きこそすれ、食費優先が我が家のモットーだったので買うものを削ったりはしなかった。なのでこのやりくりが結構大変。油と米と小麦粉を買い、背負って駅前まで歩いたら、また肩がばっきばきに。そろそろガチで整体を探そうかと思いつつある。
今日のテーマはまだハロウィン。うちの班は竹炭パウダーで真っ黒に染めたご飯を使ったドリアを作った。合間にサゴヤシでんぷんの実験。
結論:上新粉を等量のサゴヤシでんぷんで置き換えるのは難しい。大根餅を作ってみたら見事に固まらなかった。粉としてのアレンジはちょっと考え直すことにして、次回は現地の食べ方を見習ってみることにする。
家に帰って、授業のプレゼンで使う塩サバのレシピをまとめる。
……かように、朝から晩まで食べ物のことを考えています。幸せです。
ああでも明日は経済学実験の授業。