転職を続けていると損する!?

アジフライの職歴は、数行で終わる。

ほぼ、自営か、パートだから仕事は絶えずしていても履歴書には載らないのである。

アジフライの本業は、データー処理に付随する事務屋さんなので、プロジェクトに応じて、複数の業界を渡り歩いた。

データー処理の仕事で採用されたのに、専門職に抜擢される事もあった。

業界を渡り歩いて思ったのであるが、転職を繰り返している人って、こんな感じなのではないかと思ってる。

同じところをぐるぐるしているだけで、仕事の奥深さを知らないままなのではないかと。

自分の専門は、これだと割り切っている人はいいかもしれないが、長く勤めないと、大きなチャンスもつかめないのではないかと思う。

大きなチャンスも無く、毎日同じことの繰り返しの方もいるかもしれないが。

逆に子供がいると、仕事で毎日同じことを繰り返しデーター処理をするだけの仕事はありがたい。

データーは生き物だから、更新する人がいないと死んでしまう。

だから、マラソンのように、日々、データーの更新をし続ける仕事が、自分には向いていると思っている。

そんな人の上に成り立って仕事をしている人は、その真実を知らない事が多い。

研修で、広告代理店に行った時に、データーベースをExcelで入力させられた仕事があったが、研修期間を短縮して、早々にその広告代理店を後にした。

ものすごい量のデーターベースを維持できる人がいなかったからである。

せっかく、データーを入力しても、すぐに死んでしまうデーターベースを作る事の無意味さを感じたからである。

すごく地味な仕事であるが意味を見出しているからの決断であった。

自分がパートで色んな業種を渡り歩いていた時に、面白いと思った業界は2つ。

不動産の管理会社と保険の営業である。

不動産の管理会社にも、新規システム導入のデーター入力のお仕事で採用されたのであるが、何を思ったのか社長自ら、不動産管理の仕事にアジフライを抜擢したのである。

仕事内容は面白かったのであるが、どうも子供を持っている身としてはふさわしくない仕事内容も多く早々にやめた。

不動産の管理会社も保険の営業も結局は、FPの勉強へと繋がり、金融に興味を持つこととなる。

複数の業界を渡り歩いたことで、雑学はたくさん増えたが、浅いような気がする。

極める事を考えると、一つの職場でとことん深めていった方が、良い気がする。

アジフライには、選択肢は無かったが、どうか転職を繰り返している方は、一度立ち止まり、今後の自分のキャリアについて考えてみてもらいたい。


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