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中学の部活の思い出
幼稚園からピアノを習い、小学校では鼓笛隊に所属をしていたのであるが、中学校に入学して部活を決める段階になって、迷わず、クラッシックギター部に入部した。
自宅には、父親のギターがあった影響で、5年生ぐらいからギターを独学で始めたので、すこし奏でる事は出来た。
部活に入って何が驚いたかというと、中3の先輩たちの大人っぽさである。
3学年しか違わないのに、先輩たちが大人の様にみえた。
先輩の男子たちは、おしゃれであった。個々の香りにつつまれていたのである。
中学の時の特技は、香りをかいだだけで、振り向かなくてもどの先輩が部室に入って来たかわかるようになったのだ。
クラッシックギター部では、個人レッスンを顧問の先生が見てくださっていたが、メインは合奏である。
顧問の先生が指揮者になりたかったようで、楽譜は、顧問の先生が書き上げていた。
現在は、調音するときは、デジタルで出来るが、その当時は、U字型に形どられた音叉を使って調音する。
高校の物理で知ったのであるが、調音をする時に、2つの音がずれている場合は、わぉんわぉんと波形が波打つ音がするらしい。
ピアノを習っていた割に、耳に自信が無いので調音は手間取った。
或る日の放課後、早めについてしまいギター片手に練習でもしようかとした時に、3年の男子と女子の先輩が部活にやってきた。そしたら、急に、教室の隅で、男子の先輩が女子の先輩に壁ドン!!をして、口説き始めたのである。
きゃあ~~。少女マンガみたい!!!
そういや、大好きな先輩男子がいたのであるが、まるで少女マンガに出てくる男子の様な感じであったが、のちに聞いた話だとその先輩、少女マンガでしぐさを研究していたとな。
そんなませませの中1時代であったが、ギターの腕前は中上級というあたりであろうか。
中3の時に、合奏で与えられたパートがどうしても弾けなくて音譜を間引いて引いた経験もある。
現在も、中学の時に父親に買ってもらったギターが自宅にある。
そういえば、最近ギター弾かないな。
高校生の時に、部長から電話でギターをやらないか誘われたが、部活が忙しくて断ってしまった事を後悔している。
ギターは弾き語りをして一人でも楽しめるが、合奏はそうはいかない。もし、高校の時も続けてギターをやっていたならば、老人ホームでも慰問して、合奏をしていたかもしれないのにと。
合奏をする時に、指揮にあわせて、全員がひとつになって息をあわせることに快感を覚えたものである。
なぜ、中学でクラシックギター部を選んだと思います?
それは、演劇部が無かったからです。
高校生になって、演劇部に入った話はまた今度。