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Japan Wagamama Awards 2025 ファイナル

昨日、Japan Wagamama Awards 2025 のファイナルを無事に開催しました。

参加者、スタッフの集合写真

体験会を含め総勢71名のエントリー。

そこから8組13名がファイナリストとして最終プレゼンに挑んだ、熱く、忘れられない一日となりました。

最終発表に挑む参加学生たち

僕らにとっても初めての試みの連続で、反省点も数えきれないほどあります。

でも、それ以上に、やってよかった!と心の底から思える瞬間が何度もありました。

そして何よりも、グランプリ受賞者はボストンへ!
MIT AI Education Summit で、日本代表として世界に挑戦します!

さらに、もう次の挑戦は始まっています。Japan Wagamama Awards 2026が始動します。息つく暇もなく、挑戦を続けていきます。

茨城県の高校生が、ひいおばあちゃんのために開発したアプリをプレゼン
岩手県の中学生が、雪による道路の穴での転倒事故を防ぐために開発したアプリをプレゼン


熱い議論が交わされた審査員室

最終プレゼンが終わり、審査員の 脇さん、山田さん、石原先生、永井さん に加え、事前審査を担当してくださったNatalie Laoさん、金子先生の意見も加え、各賞とグランプリを選考してる中で、大きな壁にぶつかりました。

「グランプリは1チームだけ」
それが本来のルールです。

でも、どのチームの企画も、どのアプリも、素晴らしかった。
審査は難航し、時間が経つにつれて、審査員の皆さんの口から次々とこんな言葉が飛び出しました。

「グランプリを2チームにできないのか?」

「日本における課題の当事者である学生が作ったアプリを社会実装して、世界の人たちに見てもらいたい!」

「予算の問題? それなら大人が頑張ればいいじゃないか!」

もう、心が震えました。
「日本の学生たちを世界に送り出す」という同じ想いを持つ人たちが、ここまで本気で議論してくれている。

正直、頭の片隅には「予算どうするんだ……?」という現実的な問題もよぎりました。

でも、僕らはこれまで 「子どもたちの可能性を広げるため」に活動をしてきた。

それなのに、この場で「予算がないから1チームだけ」なんて、絶対に言いたくありませんでした。

即決で、2チームをグランプリに選出することを決めました。

グランプリを受賞した参加者たち

学生たちの成長と、それを支えた仲間たち

受賞した学生も、今回は選ばれなかった学生も、この2ヶ月間で見違えるほど成長しました。

多様な大人たちと企画を考え、アプリを開発し、ときには 「もう無理だ……」 と悩みながらも、学生たちは最後まで走り切りました。

そんな彼らを支え続けたのが、ワガママLab認定ファシリテーターの皆さん、技術サポーターの皆さんです。
彼らの温かい伴走があったからこそ、学生たちは挑戦を続けられました。

本当に、本当に、感謝しかありません。

App-in Club代表の Tianyi Huangさんの講演

そして当日は、Tianyi Huangさんも特別ゲストとして参加!
彼の存在が、日本の高校生たちに大きな刺激を与え、
なんとTianyi Huangさんが代表を務めるApp-In Clubの日本支部設立という新たな構想を高校生が中心となって話し合っていました。

地方に住んでいても、世界とつながることができる。
そんな機会を生み出せたことが、何よりも嬉しいです。

正直、まだまだ伝えたいことがありすぎて、うまくまとまりません。
でも、一つだけ確かなのは、ここまで来られたのは、多くの皆さんのおかげです。

振り返ると、涙が出そうになるくらい、みんなの頑張りを誇りに思います。
誰も挑戦したことがない道だからこそ、これからもジェットコースターのようなプロジェクトになると思います。

でも、僕らはこれからも、挑戦する心を忘れずに、走り続けます。

これからも、どうぞよろしくお願いします!


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