活性化するココロとカラダ
人間の體(からだ)は神秘に満ちているし不思議で面白い。
走れば走るほど疲労が抜けて、体が軽くなることがある。
長い間走って、連日40〜60キロ移動する旅を続けていると、体にも変化が訪れる。
具体的には、髪の毛や爪が伸びるのが早くなるし、怪我をしても一晩で治ってしまう。
走り続けていると栄養の吸収も速い。お通じも快適。
自律神経系の動きも良くなるし免疫力も高まるのだろうか。
新陳代謝も普段以上に活発になってくるということ。
ただし、心から、魂から、走ることを愉しめればの話…。
動き続けている方が実際調子が良い。
人も機械も使われなければ動きが悪く、同時に鈍くなってくる。
若い内、新しい内はいいけれど、人も機械も古くなると劣化してくるというのは避けられない。
また一方で、熟成されたウイスキーのように、歳月を経た方がいいことだってある。
深みが増してくるというのか、言葉で説明するのは難しいけれど、いろんな時代を経験してきたことで育まれる何かが内面で感じられるようになるもの。
それはまるでいぶし銀のようなもの。
武道で言うところの「居着く(いつく)」状態にならないように。
流動的であることが隙を作らない。恐れや不安を感じた際に起こるフリーズがまさにそう。
敵は一瞬のうちにその隙に攻め込んでくる。
「失敗したらどうしよう」といったネガティヴな発想が現実を引き寄せるのも「居着く」ことのあらわれ。
動きながら考える。考えながら動く。
でも、究極的にみて大切なのは、頭を使って考えるよりも、五感をフルに使って感じること。
64歳まであと5ヶ月。
まだまだ老いている場合ではない。走り続けることで成長し続けていこう。
【まもなく旅に出ます】
「PEACE RUN2024西ヨーロッパの旅」で3ヶ月かけてスペインとポルトガルを中心に3000キロほど走ります。
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」(第3章)となるユーラシア大陸の一部を旅する訳ですが、今回の旅を終えてようやく4万キロの半分に到達するところ。
スタートからはや13年経って、親の介護やコロナ禍で8年ほど国外には出ることができませんでした。
今回の旅を皆さんとシェアすべく、ぜひぜひ応援サポートいただければ幸いです。
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