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台湾🇹🇼旅遊日記2024⑤嘉義✨土と共に生きる友に会いに
@台湾・嘉義
北京語でChayiと発音する嘉義。
台湾語だとKa-giで『仲間』という意味だと、まさに
その親しみを携える嘉義の好人・周さんが言った。
その嘉義で農を営む周さんは、初めてであっても「仲間」として
その人をただただ、心から迎える人だった。
嘉義は農業地域で町中から車で10分も走ると
水田や果樹の畑が広がり
どこか日本の田舎の風景と重なる地域。
台北生まれで、かつては広告の仕事をバリバリした後
思い立って、日本で日本画を学んだこともある周さんは、
日本語も上手で日本への愛も深い。
日本で出会った現在の奥様の実家が嘉義で農薬を売る会社で
一時はその仕事を継いだものの、薬を売るよりもできるだけ農薬を使わない方法で農業をやってみたいと、研究を重ね、今は台湾柚子
(文旦みたいに大きい)と餅米を栽培している。
まずは、周さんの圃場見学へ。
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ミツバチが🐝忙しく受粉してた。
低農薬で頑張っているそうだ
台南に近いこのエリアは太陽の光が南国で柑橘類がよく育ちそう。
圃場は綺麗に整えられ、水はけのための溝が
12本程度の木の周りに彫られ、丁寧な剪定を重ねることで
家族が一年暮せるほどの柚子が収穫できると。
今は花が咲き乱れ、その香りに包まれ、一気に幸福感✨
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収穫は11月で早生の実がなっていた
餅米の田んぼは3月だけど、
この時期は第一期の田植えが終わり、
夏前には収穫できるそうだ。
台湾では二期作が可能。
農閑期はなく、米農家は一年中忙しい。
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でも、それだけ稔りがあるということ。
台湾の人々の寛容さや落ち着きを肌で感じでいたけれど、
やはり土地が豊かだからと言えるかもしれない。
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300年くらい古いお墓と判明
とはいえ、日本同様、農業の後継者問題は台湾も深刻で
10年後に台湾で果物が栽培できるかわからないよ、と。
ここでも何か新しい試みは必要なのでしょう。
そして、きっと何かしらの新たな世代の動きも
小さいながらにあると、期待して。
ひとしきりしたところで、ちょっと友達のところへとグアバ農家を訪ねた。
周さんの先輩でもあり、さほど広くはない範囲に
グアバの木が並ぶ。
圃場見学はそこそこに、まずは食べてみてと、
グアバを切ってくれて山程出してくださった。
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サクッと食べた瞬間、口に広がる香りと酸味、
程よい甘さと瑞々しさ✨
グアバってこんなに美味しかったんだ!とびっくり。
沖縄のサトウキビ農家に育った若い女性が、
新しい作物を求めて台湾にやってきて、
縁あってこのグアバの枝を分けてもらい、栽培を始めたという。
沖縄ならばきっとうまく育ちそうだ。
果物は持ち帰れないので、このグアバと沖縄での再会も期待できそうだ✨✨
嘉義も夜市が楽しい
田んぼや畑が広がる嘉義県の中の嘉義市内はそこそこの都市で
夜ともなれば、やはり夜市が賑やか。繁華街の一角にある、
周さんお勧めの『鶏肉飯(ジーローファン)』のお店へ。
ここでも何を食べても美味しい✨
量もほどほど、絶妙な味付けが身体に馴染む。
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料理がガンガン作られる
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白子のようなお味でした
かくして、嘉義の夜も満腹なりにけり。
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