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「勇気がある人は、努力して険しい道を乗り越える。勇気がない人は、努力を避け、楽ちんな抜け道を探す。抜け道の先に待っているのは、みじめな未来でしかない」
不幸になりたい人はいない
多くの人は、優越コンプレックスにも劣等コンプレックスにも、どちらにもなりたくないと思っているいるでしょう。
なぜなら、どちらを選んでも、人生の無益な方向へ向かうことには変わりないからです。
進んで不幸になりたい人はいないはずです。
コンプレックスを選ぶ人とそうでない人の違いは何か
アドラーはずばり「勇気」であると述べています
「勇気と自信を失った人の場合は、その目標は人生の有用な面から有用でない面はと方向が転じられる」とも述べています。
アドラーの言う勇気とは「自分には他者に貢献する能力があり」「他者から必要とされる価値がある」という感覚です。
勇気があれば、人はたとえ険しく困難であっても有益な道を選びます。
勇気がないとどうなるのか
勇気を失った人は、常に傷つくことを恐れているので、自分がいかに傷つかないかを考えて行動します。
自分の提案が否定されることを恐れている人は、力ずくで相手を自分の提案に従わせるでしょう。
従わされた方は心の中では納得できていないかもしれません。そんなモチベーションでは、その提案はうまく機能しないでしょう。
そして、提案者は上手くいかない責任を、相手のせいにするでしょう。
これでは、組織の心理的安全性など期待できるわけないですよね。
自分の課題に向き合う勇気がない人は、それ以上傷つくことを恐れ、努力を免除されるごまかしの方法で、「偽りの成功」であるコンプレックスの道を選ぶのです。
偽りの成功には中身が伴わないハリボテなので、すぐに泣けの皮が剥がれてしまいます。
偽りの上塗りを延々としなければなりません。
どちらの分かれ道を選択する?
有益と無益と言う一番大きな分かれ道を決めるのは「勇気」の有無なのです。
幸せになりたければ、例え困難があろうとも、人生の課題から逃げずに向き合い続けて、人生の有益な側面を選ぶ「勇気」が必要なのです。
自分の心を「勇気」で満たし、有益な道を選びましょう。