「ピンク色のレンズの眼鏡をかけているひとは、世界がピンク色だと勘違いをしている。自分が眼鏡をかけていることに気づいていないのだ」
好きな女子がクスッと笑った。どう解釈したらいいんだ???
若かりし頃のとある日、同級生で私が好意を寄せている女子が、すれ違いざまに私を見てクスッと笑いました。中二病(昭和にはまだない言葉ですが💦)真っ最中だった私は、きっとあの娘は自分の事が好きだから微笑んでくれたに違いないと、よくある勘違いをかましていました。本心は確認していないので未だに不明です(笑)
どんな根拠でそう思ったのかは謎です。自分に好意を寄せていると思っているなら、自分から告白したらいいのに、そこはビビりで振られて傷ついたらどうしようと、そんなことばかり考えていましたね。思春期ですねwww
人により受け取り方は十人十色です
私みたいに微笑んでくれたことを、「きっと自分の事に気があるんだ」と「認知」する人もいれば、「自分の事をバカにされた」と「認知」する人もいるのです。
極端に分かりやすく言うと、自分は人に好かれるはずがない、という自己概念の人は「バカにされた」と思うし、自分はあらゆる人に好かれているという自己概念の人は「相手が好意を持っている」となるのです。
世界がピンク色なのは自分がピンク色の眼鏡をかけているだけ
世界がピンク色ではないんです。自分がピンク色の眼鏡をかけて、そう見えるようにしているだけなんです。
ライフスタイルはものごとの見方に色眼鏡として影響を与えます。
これを認知バイアスと呼びます。
私たちは認知バイアスを通してしか世の中を見ることはできません。
完全に客観的な見方をすることはできないのです。
若かりし頃の私の自己概念を探求してみよう
◆周りから嫌われているという認知はありませんでした。
◆かといって、あらゆる人に好かれているという認知もありませんでした。
◆好きな女子とも普通に会話できました。
◆自分の容姿や運動神経が悪いという劣等感がありました。
◆勉強や生徒会活動などでは自己効力感を持っていました。
結論:女子からの好意を感じても、本当に好きかどうか自信がなく、自分が傷つきたくなくて告白できない、という意気地なしで自己防衛する中学生。
そんな中学生も52歳になり、自己概念も大きく変わったと自覚しています。現在の私の自己概念については、また後日。
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