
「人は正しいことをして注目されないと時に『負の注目』を集めようとする。人生をみじめにするような努力をやめるべきだ」
人は何かしら注目を集めようとする
私が子供だった頃、前にも書きましたが弟が破天荒だったので、常に親をはじめとした周りからの注目を集めていました。
今振り返ると、自分は「いい子でいること」で注目を集めて対抗しようとしていたんだと思います。
結果としては印象の薄い子供になっていたのですが😅
無視されるくらいなら𠮟られた方がいい
マザー・テレサは「愛情の反対は無関心だ」と言ったそうです。無視されるくらいなら、悪いことをして叱られた方がいいと子供は思うんですね。
アドラーが言う「優越を求める努力」として、頑張って勉強したけど一番になれない、だったら運動で一番になろうと戦略を立てるがそれもダメ、芸術もダメとなると、いよいよ非行や犯罪に走ってでも注目を集めようとするでしょう。
不幸にもそのまま大人になってしまったら、「正の注目」を得られなければ、「負の注目」を得ようとするのはある意味仕方のない事なのかもしれませんね。
せっかくなら「正の注目」を得られる努力をしよう
おかげさまで私は非行や犯罪に走ることはありませんでした。
では自分はどうやって周りの注目を集めようとしていたのか?
それは仕事で認められることによって注目を集めようとしていたことがわかります。上司や同僚から「正の注目」を得られるようにしていたということですね。
同じ注目を得るなら、やっぱり「正の注目」を得た方が健全ですよね。
常に文句ばかりボヤいてる人がいますが、これは明らかに「負の注目」を集めますよね。そして負のエネルギーは周りに伝播するので、職場の空気も悪くなって働きにくい環境になってしまいます。
「負の注目」を集めている人に、「正の注目」を集められるように行動変容するための援助も私の役割だと思いますので、そのような関わりができるように精進していきます。