「勇気がある人は、簡単に友達を作る。職場、趣味の場で、周囲の人とうまくやっていく。自分のことばかりでなく、他者にも関心があるからだ」
勇気がある人とない人の見分け方
勇気がある人とない人の見分け方として、「他の人と容易に結びつく」ことができるかどうか、があげられます。
具体的には「容易に友人を作る」かどうかだと言われています。
幼い頃は人見知り
今の私しか知らない方には、私が幼い頃人見知りでおとなしい子どもだったと言っても信じてもらえませんwww
新しい集団の中ではモジモジして、自分から話しかけることはできませんでした。
しかし、人見知りだと損しかしないことに、徐々に気づいていったのです。
他の人たちは、楽しそうに遊んでいるのに、私はなかなかその輪の中に入ることができずに、つまらない時間を過ごすはめになってしまうからです。
そして、小学生低学年で、自分から一歩を踏み出した方が楽しいんだ、ということを身を持って学んだのでした。
今では、初対面の人でも、私を受け容れてくれれば、すぐにでも友だちになれるくらいに積極的なおじさんになっています。
勇気がない人
勇気がない人は、周囲の人を敵だと認識しますから、友だちを作ることができません。
アドラーはこれを「周囲への関心度合い」としても表現しました。
勇気がない人は、「人からどのように見られているだろうか?」と自分のことばかりを考えて、周囲への関心が薄い、と言います。
関心が薄いから友人ができない、と言うのです。
敵だとは思ってないけど…
幼い頃の私は、周囲を明らかな敵だと認識していたわけではないと思いますが、簡単に声をかけらる存在だとは思っていなかったのでしょう。
周囲への関心はありましたが、声をかけて拒絶されたらどうしようという考えが優先して、他者へ声をかける勇気がなかったのだと思います。
結局、自分のことを考えていたんですね。
勇気がある人
逆に勇気がある人は、自分のことばかりではなく、周囲へも関心を持ちます。
関心を持つからそ、友人ができ、そして隣人ともうまくいくのです。
「共同体のために教育を受けた子どもは、容易に友人を作るだろう」という、アドラーの言葉にも頷くばかりです。
皆さんは友人を気軽に作れるでしょうか?
これもまた、勇気の有無を測るバロメーターのひとつと言えるのだと思います。
気軽に友人を作ろう。難しく考えず。