「子供は両親が持っている価値観を無視することはできない。前面服従して受け容れるか全面反抗するのだ。警察官の子供なのに非行に走ることがあるのは、それが理由である」
家族価値は家族の理想であり目標
両親が持っている価値観を家族価値と言います。
例えば「学歴が大事である」「男は男らしく、女は女らしくなくてはならない」「勤勉が第一」「結局はお金がすべて」などがそれに当たります。
自分の両親が持っている価値観は何だろう?
私の両親の価値観は何だろうと考えてみました。
それは「すべての差別は許されない」だと思います。
特に父親が強く思っていて、言動や行動も伴っていました。
父親は25年前に他界しましたが、私は強くその影響を受けました。
子供は家族価値を無視できない
多くの場合、子供は全面服従して家族価値をそのまま自分の価値として取り込むか、もしくはその逆に全面反抗をします。
例えば、警察官の子供は「規律正しくあるべきである」という家族価値に対して二つの姿勢を取ることができます。
一つは前面服従し、自らも規律に対して従順になる方法です。
もう一つは、全面反抗で、非行に走るようになる、という方法です。
自分は全面服従?全面反抗?
私は全面服従でしたね。
「すべての差別は許されない」という価値観をそのまま取り入れて大人になったと思います。
社会的弱者に対して冷たい政府や地方行政に対しては、やることなすことすべて疑問の目で見ていますし、私の価値観に反することが起きれば、積極的にSNS(主にFacebook)で吠えています。
もちろん、全ての選挙で棄権したことはありません。
家族価値は子供の価値観形成に大きな影響を与える
気を付けなければならないのは、子供の性格が親の価値観のより「原因論」的に決まるのではない、ということです。
子供は自分の意志で服従するか反抗するかを決めています。
常に「自己決定性」を持っている、ということを忘れてはいけないと言うことです。
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