「『有名人と知り合いなんだ』『いい車だろ』『すごい仕事だろ』ようするに、自信がないのである。恐怖の叫びを必死に隠しているのだ」
まわりにこんな人いませんか?
「有名人と仲がいいことを自慢する」
「親の血筋を自慢する」
「お金や土地や高級車の自慢をしる」
「自分の成績の良さを自慢する」
「偉そうで態度が大きい」
「躊躇なく上座に座る」
「特別扱いを当然のように要求する」
まさに、自慢、傲慢、自惚れ、優越コンプレックスの典型的な症状です。
私のまわりにもいます
「仕事上で有力者と仲がいいことを殊更に自慢する」
「自分の持ち家や高級車をSNSで繰り返し投稿して自慢する」
「自分が社長や役員の会社が社会貢献して表彰され、新聞報道されたことをわざわざSNSで自分の姿も入った画像付きで投稿して自慢する」
「SNSの投稿がやたらと偉そう、というかきっと偉いと思ってる」
言葉を換えて言うならば「恥じらい」がない。
「慎み」や「謙虚さ」がない、とも言えるでしょう。
私が一言で表すとしたら「イタい」行動ですね。
見ていて、こちらが恥ずかしくなり、哀れにも感じてしまいます。
心の中でこう叫んでいる
これらの行動が取られるとき、彼ら彼女らは心の中でこう叫んでいます。
「他の人は私を見下しがちだ。私が重要な人であることを見せなければならない」
「私の言葉は強調しなければ、強みを持たないと」と。
強い劣等感をカムフラージュ
まさに、強い劣等感をカムフラージュするための悲しい行動です。
しかし、彼ら彼女らは自覚がありません。
自分さえも欺いて、立派な人間だと思い込んでいるのです、
実は自分に自信がない
自分がまわりから認められるためには、豪邸を建てようが、高級車に乗っていようが、自分の会社が表彰されて新聞報道されよが、そんなことは関係ないことなのです。
それは、あくまでもその人の外因的要素であり、外面だけで本当の姿は分かりませんよね。
それでも、恥じらいもなく過剰に見せびらかすのは、自分に自信がないからなのです。
過剰な自慢=恐怖の叫び
いばらなけらばバカにされてしまうと恐れておるのです。
根底にあるのは「本当の自分は、無力であり、誰からも愛されない」という恐怖の叫びなのです。
私が外部に対して何らかの行動を起こすときは、それが「優越コンプレックス」由来ではないことを、自問自答することを忘れないようにしています。
セルフチェックをしよう。自慢、傲慢。自惚れ、横柄、出しゃばりはない?