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「怒りなどの感情をコントロールしようとするのは無駄である。感情は『排泄物』なのだ。『排泄物』を操作しても何も変わらないだろう」

怒りの感情はその人なりの認知から湧いてきます

日常的に感じている政治への怒りは、「多くの国民がバカにされている」「多くの国民が大切にされていない」と私が認知して、「怒り」という感情を感じていることで発生していることになります。

その一方で、今の政治は自分のためには素晴らしい政策だと認知して、「喜び」という感情を感じている人がいることも確かです。

ライフスタイルを変えることで感情も変わる

「自分は現政権に否定的」だというライフスタイルのために、今の政治に対する「怒り」という感情を感じている訳ですが、アドラーによればこの「怒り」という感情はライフスタイルの「排泄物」でしかないと言います。

その排泄物を操作しても結果は何も変わらないとして、ライフスタイルを変えることで、おのずと感情も変わると言っています。

この「怒り」の感情を変える必要があるのか?

私は必要な「怒り」はあると思います。
「自分は現政権に否定的」だというライフスタイルを変えれば、今の政治に対する「怒り」はなくなるでしょう。

しかし、今回取り上げた私の「怒り」は必要な「怒り」だと思います。
なので、「自分は現政権に否定的」だというライフスタイルは変えないと自己決定しました。

「怒り」の感情を排泄しないに越したことはない

様々な刺激に対して「怒り」の感情を持たないように認知できれば、心穏やかな時間を多く過ごせるに違いありません。

でも、アドラーの領域まで到達するのは容易なことではありません。

仕事中にカチンときて「怒り」の感情が湧いてくることはあります。
そんな時はアンガーマネジメントを実践しましょう。

発生した「怒り」とどう付き合っていくのか、そのスキルをみにつけるのも心穏やかに生活するには必要なのかもしれません。


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