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「妻の機嫌が悪いときに、夫が責任を感じてはいけない。不機嫌でいるか上機嫌できるかは、妻の課題。その課題を勝手に背負うから苦しいのだ」
パートナーの機嫌が悪い時どうしますか?
何故か今日は妻の機嫌が悪いな。
いつもと様子が違うと感じることってありますよね。
そういう時って、とても気になってしまいませんか?
体調不良化かも?と思った時は「具合悪いの?」と確認します。
機嫌が悪いのは妻の課題
それでも反応が悪い時は、今は「そっとしておく」ことができるようになりました。
若かりし頃の私は、我慢できなくなると「俺何か悪い事でもした?」などと、ちょっと切れ気味に問い詰めていました。
そして、しばらく険悪なムードが続くことになっていました。
このようなケースは、私が妻の機嫌や感情を自分の思い通りにコントロールしようとしているのです。
まさに、妻の課題に土足で踏み込んでいると言えます。
これでは二人の人間関係はズタズタになってしまいます。
実際に私は夫婦がお互いに相手の課題に踏み込んだ積み重ねで、関係を修復することができなくなってしまいました。
我慢すれば課題の分離になるのか?
妻が不機嫌であるのを見た時に、私がイライラしても、グッとこらえて何も言わずに我慢したとしましょう。
この場合、私の問題は解決したのでしょうか?
いいえ、それでもまだ私には問題が残ります。
「相手がどのように感じるのか」は「相手の課題」です。
しかし、それを自分の責任であるかのように背負い込んでいる時点で、私はまだ「課題の分離」ができていないのです。
課題の分離を実践する
アドラー心理学と出会って、日々実践しようと決めてからは、機嫌が悪そうな時は「そっとしておく」ようにしています。
仕事で何か嫌なことがあったのかもしれません。
でも、それをどう処理するかは妻の課題なのです。
私に話しを聴いてほしい時は、妻の方から言ってくるはずなので、その時は傾聴のスキルを全開でしっかり聴きます。
妻の話しをどう聴くかは私の課題だからです。
私が機嫌を損なう行動をしたのかもしれません。
それでも、それをどう処理するかは妻の課題なのです。
妻の方から何も言ってこないのであれば、私からは何も言わないようにしています。
妻から私に対して苦情があれば、私はしっかり振り返って自分の問題を自覚して、全力で改善に努めます。
もちろん、それは私の課題だからです。
相手との間に線を引く
相手の課題に責任を感じてはいけません。
相手の課題を勝手に背負うから苦しくなるのです。
それが家族であっても、相手との間に線を引き、明確に課題を分離することが必要なのです。