「親によって見せびらかされた子どもは、何の努力もせずに注目と賞賛を浴びることを当然と思う。コンプレックスたっぷりの親子が出来上がる」
過剰な子ども自慢は危険
親が子どもの写真やビデオを撮り、家族や友人で鑑賞する。
ごく普通の日常の一コマです。
しかし、それが過剰になると危険が忍び寄てきます。
子どもを過度に見せびらかすのは親の虚栄心であり、優越コンプレックスです。
そして、さらに恐ろしいのは、それにより子どもまでもが毒されてしまうことです。
賞賛を求め続ける
親に見せびらかされ、安易に賞賛されることを覚えた子どもは、中毒になったように賞賛を求め続けます。
自分がチヤホヤされることが当たり前となり、それが友人関係にも悪影響を及ぼすでしょう。
仲良しグループでいても、常に自分が一番チヤホヤされていないと気が済まなくなってしまいます。
これでは健全な友人関係を築くのは困難ですね。
SNSの投稿も優越性の追求
私は主にFacebookを利用しています。
投稿内容としては、今の政治に対する批判、noteの記事のシェア、あとは食べ物ネタが多いですね。
食べ物ネタは「こんなに美味しいもにを食べた」ということを自慢する、優越性の追求だと言われると、その通りだと思います。
いつ何を食べたかという、備忘録的な要素も含まれているのですが、それだったら個人で日記を書けば用は足りますよね。
ただ、コロナ禍で、友人と会うことが困難な日々が続いていますので、食べ物ネタの投稿をきっかけに、友人との会話を楽しんだり、情報交換をするという要素もあると思っていますので、これからも続けていきます。
ただの見せびらかしになっていないか?
SNSの投稿は、他者に見せるために写真や文章を投稿します。
そこには自分でも気づいていない「見せびらかし」という対人関係が潜んでいるのです。
高級自慢、有名人友だち自慢、リア充自慢、友だち多い自慢、仕事できる自慢、鋭い評論自慢、忙しい自慢、不幸自慢、などなど。
過度な見せびらかしになっていないか、セルフチェックが必要ですね。
私の投稿では、そのネタで皆さんが遊んでいただければ幸いです。
SNSでの過度な「自慢」に気を付けましょう。