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「『勇気』とは困難を克服する活力のことだ。勇気のない人が困難に出会うと、人生のダークサイドへと落ちていってしまうだろう」

人生に困難はつきもの

仕事の課題、交友の課題、愛の課題。
それぞれにおいて、次々と困難は押し寄せてきます。

そして、困難により私たちの共同体感覚は試されます。

余裕のない時にでも「相手を思い、相手を優先する」共同体感覚をもてるかどうか。
私たちは日々試されてしまうのです。

困難を克服する力=「勇気」

アドラーは困難を克服する活力を「勇気」と呼びました。

勇気があれば、共同体感覚を放り投げずに持ち続けたまま困難を解決していくことができる。

しかし、勇気が足りなければ、困難を乗り越える活力を持てず逃げ出してしまう。
共同体感覚を投げ出して、ラクな道、人生のダークサイドへ逃げてしまうと言われています。

自分には勇気があるのか?

私自身にも、日々様々な困難が押し寄せてきます。

その困難と相対するとき「相手を思い、相手を優先する」ことができているのか、客観的に考えてみました。

正直、100%自分のことより相手を優先することができているとは思っていません。

相手を優先することができなかった時は、後で自己嫌悪感に苛まれて落ち込んでしまいます。
自分にはまだ「勇気」が足りないのだと。

相手の立場で考える

でも、常に患者さんの立場になって考えることを実践していることや、アドラー心理学を探求して実践できるようにしていることで、まずは相手のことを思うことができるようになったと思います。

何か判断を迫られた時には、その判断によって自分がどうなるのか?ではなく、相手や組織に与える影響を常に最優先に考えるようにしています。

もっと勇気を持つ努力

幸いにも、私は共同体感覚を投げ出して、犯罪者やアルコール依存症、薬物依存症などのダークサイドには落ちることはありませんでした。

余談ですが、ニコチン依存症からは6年前に気合いで抜け出しました(笑)

これからも、私はどれほどの「勇気」を持っているのか?
そして周囲の人に「勇気づけ」をできているのか?を自問自答
しながら、残り半分の人生を歩んでいきます。

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