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大人こそ知っておきたいSNSの付き合い方

現在入会しているオンラインスクールの特別イベント「大人こそ知っておきたいSNSの付き合い方」が実りある学びとなったので忘れないうちに記事にする。

考えると確かに子供の心配をする前に、実は私のような40代50代以上の大人の方がITリテラシーが低いのかもしれないなと・・・。
検索すると、やはりそういったデータが出てくる。20代に比べ、30代以上は情報リテラシー(情報と識字を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のこと)も低いことがわかる。

”大人の方が知らない・無知で危険である”と言いかえることもできる。

「ネットは危ない!いじめの元だからスマホは持たせない」という選択をする保護者の意見も耳にする。しかし、学校では、いっさい習ってこなかった(だいたいスマホなんてなかったよ、ポケベルってのがやっと出てきた時代だよ)親世代が学ぶことで危険から子どもを守ることができるのかもしれない。

1・ネットの情報はウソもホントも混在している。ホントを見抜くにはどうすればいい??

今は、個人でも発信できる時代である。このNOTEの記事だって単なる主婦の私がつらつらと書いている。
私が子供時代は、発信するものは新聞やテレビが主であった。それらメディアはたくさんの人が関わり編集に携わっていた。それでも誤報もあったりする。

まず、情報がホント?ウソ?と思うような場合は、どこの誰が発信しているか情報元を見てみるといい。新聞はもう無くなったという声も聞かれるが新聞記者も今はオンライン記事を書くようになっておりその情報が点在しているらしい。

つまり、新聞記者のようなプロがかいた記事と嫌がらせのために書いたような記事が混在しているということである。
ゆえに、情報元が大事になってくる。プラスその記者の偏った思考が入っている部分もあるので冷静に読みとることを心がけることが大切である。

2・人の受け取り方は千差万別

講師がある写真を提示し、この写真を見てどう思うか?と話をふった。

「ケビン・カーターという写真家が撮影したハゲワシが餓死寸前の少女を狙っている『ハゲワシと少女』という写真である。この写真は、大きな賞を受賞したが、ニューヨークタイムズに掲載されると絶賛と共に多くの批判が寄せられた。そのほとんどが「なぜ少女を助けなかったのか」というもので、やがてタイム誌などを中心に「報道か人命か」というメディアの姿勢を問う論争にまで発展した。その後、ケビンカーターは自殺したという考えさせられる写真であった。

写真一枚とっても人の受け取り方は人それぞれというのがよくわかる。「真実は一つだが、事実はたくさんある」という言葉。真実は一つなのだが、あなたと私がみる見方は違うかもしれない。だから、受け取り方で事実は変わってくるということという話が妙に納得させられた。

人と関わるときもこういったことを念頭におくと、正しさというのは自分にとっての正しさでしかなく、他人にとっての正しさではない。だからこそ、何か意見を言われて自分と違った意見を言われた時は、「そうなんですねー」と一旦受け止めることで喧嘩や感情でのやり取りならずにすむ。

確かにー!!とこれはSNS関係なく日常でも生きてくる話でした。特にネットの世界になると文字だけのやり取りになる為、声の抑揚や相手の表情も受け取る側に委ねられる為誤解も生まれやすい。

大切な話は、LINEなどではなく会った時もしくはZOOMなど顔が見える状態で伝えることがいいのかもしれない。

3・自分を幸せにしてくれるツールになっているか


本来、会ったこともない人に出会え人生を豊かにしてくれるツールであるはずのSNS。しかし、自分の気持ちの状態によっては嫉妬したり、うんざりしたりするツールにもなる。「見なければいいのにと思っても見てしまう」といった誰もが経験したことのあるような質問がとびかう。

講師からの答えは、「まず、どうしてその状態になっているのか?考えて憧れだったり、その人になりたいという気持ちからだったらそうなれるようにやってみる」
「そうでなければ、一旦SNSから距離をおく、SNSの世界の人が自分を幸せにしてくれるわけではないですから。自分を幸せにするにはどうしたらいいか自分で選んで判断すればいい」との話にモノは使いようとはこの事だと考えさせられた。

4・子供への情報リテラシー第一歩

大人のSNSとの付き合い方について学んだところで最後に子ども達に対してどうしていくか?講師はどのように伝えているのか?

字が読めるようになってきた時から(未就学児)こども新聞をとり、絵本を読むのと同じ感覚でこども新聞を読み聞かせしている。キレイに書かれた日本語で正しい情報を取得する練習をしている。

SNSといった場所で子どもにトラブルがあった時どうすればいいか?と親ならばいじめで亡くなったニュースを目にするたびに考えるのではないだろうか。
これに対して、講師からは「まず、大切なのは子どもの変化に気づく普段からのコミュニケーション」子供は忙しかったり話をあまりしていない関係の親には気をつかい話そうとはしないことが多い。

普段から、「いつでも話を聞けるよ!」という姿勢でいれるように親側の余白が必要ということだ。それは、親でなくても第三者の大人でもできる。親には相談できないが、あのお兄さんお姉さんなら頼れるなと思える大人との出会いがある環境づくり。

うーん。

この話はなかなか子育ても仕事も家事もとやっているママにはかなり難関かもしれないと感じた。第三者も私のような島育ちど田舎であれば近所のおばちゃんや駄菓子屋のおばあちゃんも親戚のように接してくれる環境だったら、できるかもしれない。しかし、都会ではなかなか難しいのではないだろうか?と考えてしまった。実際、今自分の子どもと「いつでも聞くよー」と言ってくれる関係のある大人は近くにいないかもしれない。

まとめ

・何事も、使い方次第。
・自分を豊かな生活にしてくれないものになっているのならば離れてみるなどの、セルフコントロールが必要。
・日頃から話せる環境づくりがSNSのトラブル防止にもつながる。

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