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カワセミカヌレ

オリーブの木。その傍に、お店の看板。看板の横に自転車を停め、学校鞄を提げ、歩き出す。

お店は、芝生の丘の上。入り口まで、白い砂利道が緩やかに曲がって続く。

芝生の緑、コンクリートの建物の明るい灰色。白い坂道。青い空。白い雲。その組み合わせに、つい頬がほころぶ。

ガラス扉の、流木の取手に手をかける。流木取手の上に手のひらぐらいの大きさで、お店の名前が、白文字で懐かしい字体で書いてある。

ベーカリー喫茶 ori hoshi 



店内には私に気づいた、二つの笑顔。いらっしゃいませ。いつものように二人は、私に笑いかける。焼きたての温かいパンの香り。飾られた小さな花の香り。店内にお客は私ひとり。

入ってすぐ左手に、ガラスケース。その中にパンが並べられている。このお店は、パンのテイクアウト、カフェスペースでの飲食ができる。テーブル席が奥に三つ。右側にカウンター席が7席。カウンターは一面ガラス張りの窓際にあって、窓の向こうには、空と、瀬戸内海、大小の島々。中学校から自転車で10分の距離に、こんなお店がある事が、私の秘かな自慢。

あれ、今日は早いね、どうしたの?

ガラスケース越し、時計をちらりと見ながら佑太郎さんが話しかける。彼は、顔全体で笑って、少し身を乗り出して話してくる。私はその話し方がとっても好き。こんな男子がいたら、学校で私も楽しく話が出来るのに。

あの、その、学校さぼって抜け出して来ちゃいました。私は照れながら言う。

えー!そうなんだ!不良だねー!じゃあ中学校の先生がもし追っかけてきたら、closeにしとくね。そう言って、佑太郎さんは更に笑い顔になる。目尻のしわが可愛い。いいなぁ、こんな旦那さん。いやまだ彼氏もいないんだけど。

まみさん、いらっしゃい。

かおりさんが佑太郎さんと似た笑顔で言う。この夫婦を最初見た時、彼らは兄妹なんだと思った。顔も雰囲気もどことなく似ているから。のちのち二人と話して違うと分かったけれど、それでも二人はどこか似ている。結婚すると、男女は似るものなのかな。二人の違いを上げるとすれば佑太郎さんの方が少しいたずらっぽい感じがする。かおりさんはいつも落ち着いた雰囲気。でも、レジ打ちで間違った時、あたふたして小学生みたいになってとっても可愛い。綺麗なのに、可愛い。私もこんな風になりたい。って思う。

今日はね、ポタージュチーズ焼きたてだよ。なんだか、まみさんが来そうな気がしてたんだよねぇ。そう言ってかおりさんはにっこり笑って、パン窯から丸っこいパンをバットごと取り出す。この店で私が一番好きなパン。いや、世の中で一番大好きなパンかも。パン窯の熱気と、湯気が立ちのぼり、小麦の香ばしい香りがふんわり鼻先にやってくる。

やった、じゃあ、ポタージュチーズと、カヌレ、と、ホットラテください。と私は言う。カヌレは今日は、みかんといちじくがあるよ、と言われて、少し迷ってみかんのカヌレを選ぶ。カヌレも温めようか?とかおりさんは言う。私は2度頷く。

佑太郎さんがスチーマーでミルクを温める音。温め用の可愛いレトロなオーブンでかおりさんが、カヌレを温める。私はカウンターの真ん中の席に座る。

多分、14歳が一人で来る店じゃないとは思う。音楽もパンも器も建物もおしゃれだし、かおりさんも佑太郎さんもとっても素敵だし、おしゃれな素敵なお客さんばっかりだし。でも、場違いでも私はこのお店に来る。ここが、とっても好きだから。ここは、私の縁側だから。


✲✲✲


 初めてこの店に来た日、カヌレとホットミルクを注文した。カフェラテってどんな飲み物か分からなかったし、そしてダージリンはお酒だと思った。中学生でも飲んでいいのは、牛乳くらいだと思ってミルクを選んだ。初めてお店に一人で入って食事をする。だから私はとてつもなく緊張していた。緊張しながらのお会計の時、学校鞄につけてあるチャームにかおりさんは気づいて、とってもかわいいですね、そのカワセミ!と、笑って話しかけてくれた。あかちゃんを見るような目で、チャームを見つめて。

ばあちゃんが縫ってくれたカワセミのクロスステッチのチャーム。私のお気に入り。それに気づいてくれて、私は泣きそうなくらい嬉しくなった。でも、なんて答えたらいいのかわからなくて、慌てて、黙って、照れて、頷く。

席に座り、夕暮れの海を見ながら、カヌレとホットミルクを待っていると、とっても不思議な気分になった。私にとっては、学校や家や、ばあちゃんちが、世の中だった。
そして唯一ばあちゃんちだけが、私が私でいられる、心からゆっくりできる場所。

ここは、ばあちゃんちじゃない。知らない人がやってるカフェ。
それなのにここは、私がいてもいいような、そんな気がする。そんな空気が流れている。私はそう感じた。
この日私は、カヌレとホットミルクのおいしさに心を撃ち抜かれ、そしてかおりさんの素敵な雰囲気の熱狂的ファンになった。それから週に一度は必ず、ここに来る。クロールの息継ぎみたいに。


✲✲✲


まみさん、おまたせ。不思議なことに佑さんがホットラテのオーダーを、ホットチャイ作って間違っちゃったから時間かかっちゃった、ごめんね。

かおりさんはそう言って、みかんのカヌレと、ポタージュチーズと、ホットラテをカウンターに置いてくれた。ガラスケースの方を振り向くと、佑太郎さんが両手の人差し指を頭の後ろで立て、下唇を突き出し、悲しそうな顔をして、かおりさんの方を指差す。「あとで怒られる」という意味らしい。それに気づいたかおりさんは、佑太郎さんをいたずらっぽく睨む。可愛い。なんなんだこの夫婦は。

みかんのカヌレは最後にしようかなぁ、どうしようかなぁ。でもちょっとだけ、温めた直後のカリッとした食感を味わっておきたい。どうしよ。

このカヌレは、かおりさんが、学生時代に働いていたレストランのシェフのレシピを元に作ったらしい(かおりさんが熱弁してくれた)。いくつかの味のバリエーションがあって、今日のカヌレは焼き上がったあとに、地元産のみかんのジャム(皮かなり多め)を中に詰めてある。

我慢できず、一口だけ、カヌレを食べる。

サクじわとろほろにがほろとろんもちちち

みたいななんとも言えない食感。
みかんの皮の苦味と酸味。カヌレの甘さと、多分これはお酒の味?いろんな苦味と甘みがある。ホットラテを一口含む。甘み苦味深み、食感、滑らかさ、温度、風味、いろんな情報が口の中に溢れて、思わず目をつむる。中学生がこんな経験してもいいんだろうか、って怖くなる。しかも私学校さぼってるし!さぼってるのにこんなに幸せ。ぼーっとして海を眺める。さっきまでは青空だったけれど、日は傾いてほんの少しづつ、苺のような色合いになってゆく。

よし。と、心の中で言う。小さなナイフとフォークを持つ。ポタージュチーズは、濃い目に作ったコーンポタージュをクリームにして、チーズを混ぜ、フランスパン生地で丸く包んで焼きあげる。上に穴が開いていて、そこから湯気が立ち上る。

そこにナイフを入れ、パンを少し広げる。端の方のパンをちぎって、中のソースにつけて食べる。こだわりの食べ方を、マンツーマンでかおりさんに教えてもらったから、誰かに聞かれたらすぐに教えられる自信がある。口に含む。サクリ。ふわり。とろり。とても深いとうもろこしの風味。チーズの塩がとうもろこしの甘みの隙間にちょこんと座っていて、可愛くてついついチーズの頭をなでたくなるような、おとなしくて、優しくて、柔らかな気持ちになる、そんな味のパン。


ばあちゃんちの真ん前は、とうもろこし畑だった。だから、夏休みのおやつはいつも茹でたとうもろこし。私は、このチーズポタージュを食べると、おばあちゃんが横に静かに座る、夏の縁側を思う。


ばあちゃんは、持病があった。足も痛かったから、あまり出かけず、家で薬を飲み、クロスステッチをちくちくやって、いつも静かに座ってた。


ねぇ、おばあちゃん、今ね、お気に入りのお店があってよく行ってるの。

そうね、どんなお店ね。

パン屋さんなんだけど、喫茶店なの。

そうね、カフェーね、そうね。

カフェーじゃないよ、カフェだよ。そのお店のね、とうもろこしとチーズのパンがとっても美味しいから、ばあちゃんも、今度一緒にバスで行こうよ。

うーん、そうやね、久しぶりにまみちゃんに連れてってもらおうかね。


ばあちゃんはクロスステッチから目を離し、老眼鏡の隙間から私に笑いかけた。




翌日、ばあちゃんは予定していた検査入院をする。検査入院2日目、中学校に親から電話があり、私は早退した。病院から、ばあちゃんが突然心肺停止になったと連絡が入ったらしい。意味わからん。病院におるのに。病院に着くと、ばあちゃんは少し暗い部屋にいた。病室じゃない部屋。看護師さんも、医療器具もない部屋。しんふぜんだって、お母さんたちは言ってた。意味わからん。病院なのに。検査入院なのに。意味わからんまま、ばあちゃんは、葬儀場に行った。私を置いて挨拶もなく。意味わからん。いろんな人が葬儀場に来て、ばあちゃんがどういう人だったのかを、喋って帰っていった。「どんな人だった」かを、終わった事として。

勝手に終わらせんでよ、勝手に進めんでよ。そしてふと気づけば、ばあちゃんは、あっという間にまた別の場所に行って骨になって戻ってきた。一昨日までクロスステッチ縫ってるのに、まだ縫いかけなのに。意味わからん。

葬儀の翌日、ori hoshiへ行った。
ガラス扉を開けると、二人はいつものように笑いかけてくれた。でも、私が挨拶したかどうか、全然覚えてない。いつものカフェラテといちじくジャムのカヌレと、チーズポタージュを注文して、カウンターの席に座る。日は沈みかけて海は、蜜柑色。店内には、私だけだった。

かおりさんが、パンとカフェラテを持ってくる。

まみさん、今日はちょっとだけ静かだね、体調大丈夫?とっても優しい声でとっても軽くそう訊くから私は海を見ながらはい大丈夫ですと答えたそしたら蜜柑の海が滲んで、瞼からぽろぽろ次から次に水が落ちた。なにこれ。かおりさんが、どうしたの、何かあった?と訊いてきた。私はどういう風に言うべきか迷った。だって分からないから。私も分からないから。でもわからないけど、鞄の中身が突然駅のホームに全部落ちちゃうみたいに、胸の中の言葉が全部口から落ちた。

ばあちゃんここにつれて、来たくて私すきなこの景色とかお店とかかおりさんや佑太郎さんにばあちゃん連れて来たくて、ばあちゃん足が悪いからあんまり出掛けたりとか嫌がったけど約束したんです、ここつれて、きてこのパンを食べさせたくて約束したんです、バスで行こうねって、でも、ばあちゃん、昨日、いなくなっちゃいました、

死んじゃいました、連れてきたかったんですここにこの席にふたりすわりたかったんです。食べさせた、かったの、話したかったわたし、この席で、ばあちゃんに、このパンを食べさせたかったんです、ばあちゃんおらんなんて信じられんばあちゃんわからん


かおりさんは、私の背中を撫でながら、すぐそばで私のひとりごとみたいな、中学生のわたしの迷惑な話を、黙って優しく聞いてくれた。静かな春の雨のように、そんな風にかおりさんは、話をきいてくれていた。

少し泣いてふと我に返って、ごめんなさい、と私は謝った。かおりさんは、目を潤ませて、寂しいね、と一言ゆっくり言って、背中を撫でてくれた。その、そっと寄り添うぬくもりが温かくて、私は3度頷いてまた泣いた。

かおりさんの後ろに佑太郎さんが歩いて来た。

まみちゃん、これ。

そう言って、白い生地に、青色の錨がプリントしてあるハンカチを佑太郎さんは私に渡す。私はぐじゅぐじゅの声でありがとうみたいなことを言う。

ごめんね、まみちゃん、聞こえちゃった。うん、なんか、とってもつらいよね、大好きな人、会えなくなるの。
あのさ、おれのさ、俺のじいちゃんさ、なんか、仕事でイギリスに出張とか行くような人でさ、背も高くてさ、なんか、いっつもかっこつけてたっていうかね、すごく、しゃんとしてたじいちゃんだった、じいちゃんが俺が中学生になったとき、俺に言ったのよ、佑太郎、男はハンカチば二枚持たないかんとぞ、一枚は自分の身だしなみ。もう一枚は、女性が泣いとる時、すぐに渡してあげる用たい。って。
でさ、俺、それ信じて中学の時から2枚ハンカチ持ってたんだよね、変な中学生でしょ、でもさ、だからさ、おれ、今でも、なんか、二枚持ってんだよね、なんかさ、ハンカチ二枚持つことがさ、じいちゃんとの約束みたいに思っててさ。
俺が二枚ハンカチ持ってる限り、じいちゃんがまだ生きてるように思うっていうか、どっかの街を、かっこつけて散歩してくれてるような気がしてるんだよね、だから、その、俺も、かおりさんも、大事な人いなくなった時、まみちゃんみたいに、とっても悲しかったよ。いまのまみちゃんみたいに、かおりも泣いてたし、俺も泣いたよ。
だから謝らなくていいよ。謝る必要ないよ。逆に、まみちゃん、おれめっちゃ嬉しいよなんか。そんな風に言ってくれて、すっごいありがたい、ありがとう、ありがとね。ほんとに、だからね、あの、これは、その、お店から。

佑太郎さんは、私の隣の席に、
ホットオーレと、
カヌレと、ポタージュチーズを、
そっと、
とてもとても丁寧に置いて、
失礼致します、
と言って一礼して下がった。
とっても綺麗で、丁寧な、お辞儀だった。

私は、滲む隣の席を見ながら、

ばああちゃあん、

と、つぶやいた。
誰も何も答えなかった。

けれど、でも、私は涙まみれだったけれど、でも、それでも、私は、とっても暖かかった。とっても嬉しかった。

佑太郎さんは目元を拭い、厨房に入った。かおりさんは涙をたっぷり湛えた笑顔で、ごゆっくりどうぞ、と言った。
私は、ゆっくり、ばあちゃんと話す。

ばあちゃん、私の居場所、あの縁側だけだったのに、もうあそこにばあちゃんはおらんね、寂しいよ、勝手だよ、勝手だよばあちゃん。勝手なばあちゃん約束したのに、笑って約束したのにさ。寂しいよ、もっと話ちゃんと聞きたかった。ばあちゃんの話。もっとたくさん会いに行けばよかった。足をさすってあげればよかった。肩をもんであげればよかった。
でもね、
でも、
多分私ね、
たぶん大丈夫。な気がする。
世の中には、こんな素敵で温かい人たちがいる。ここも、縁側だよばあちゃん、だから、心配せんでいいよ、私は大丈夫、きっと大丈夫、大丈夫だよばあちゃん。ゆっくりそっちで、じいちゃんとゆっくりしててね。私も、クロスステッチ、練習しとくね。寂しいけど、でも、ちゃんと、とうもろこし用意して、待っててよ、私のひ孫のお話、たくさん
聴かせてあげるよ。大丈夫だよ、ばあちゃん。

目の前の滲んだ蜜柑の海が、ゆっくりゆっくり、とてもゆっくりと、滲んだ深藍の海に変わっていく。







あれから何度も、
私はori hoshiに来た。


ひとりで。

親友と。

両親と。

初めての恋人と。




そして今日。




私は、真新しい黒の革の鞄と、少し小さめのパンプスと、真っ白い新品のシャツ、父が買ってくれたピンクゴールド色の腕時計、母と選んだ紺のパンツスーツを身につけている。アイボリーの軽自動車を駐車場に停め、オリーブの木の傍を通り過ぎ、白い砂利の坂道を登る。


私は明日から地元の企業で働く。
わくわくもするけれど、正直、不安もたくさんある。今までも色々ショックなことや悲しいことや落ち込むことはたくさんあったし、そしてこれからも、多分もっともっと、私は悩んだり落ち込んだり、泣いたりするんだろう。私にはその自信がある。だって、私だから。心の降水確率100%の私だから。

でも、きっと大丈夫。
だと、そう思う。

とびっきりおしゃれで暖かな縁側が、私にはあるから。

ガラス扉の流木に手をかける。

扉の向こうには、ふたつの笑顔。



















あとがきのようなもの。

折星かおりさんの、たくさんのショートエッセイを読むうちに、折星かおりの経験した時空間を僕も経験したような気分になった。

バイトしてたレストランのシェフのカヌレを僕も食べたような気がするし、一緒に残業して軽口を叩き合いながらパソコンぱちぱちさせてたような気がするし、最後の恐竜を近所の路地で絶滅させたんだと豪語するじいちゃんの膝に座って話を聞いていたような気がする。流星群が来るからといって、夜空の下にビニールシートと布団を敷いて、折星家族と一緒に星空を見上げた気がする。


そしてしまいには、折星かおりが運営するパン屋にまで行った気になった。いやまだ、折星かおりさんは、パン屋の夢は描いても、パン屋のことは書いていないのだけれど。


僕たちは、日々、「これでよかったのかなぁ」と、悩む。多分この一文に頷く人は多いと思う。そして折星かおりも、日々悩むし、過去の日々も沢山悩んできた。

そんな彼女だからこそ、書ける事があって焼けるものがあるし、人との接し方があると思う。

そんなふうな考え方で、
今回の「カワセミカヌレ」書かせて頂きました!本人確認済ですぞ!公式!

佑太郎は、目尻の皺が年齢の割に深くて、少年の頃から沢山笑ってきたんだろうなぁという印象。背はそんなに高くはないです。友達が多い。広島出身。お祖父ちゃんは北九州出身。かおりさんとの結婚のプロポーズは佑太郎から。とっても混んでる駅の改札の、こちら側と向こう側で。

まみちゃんは地元の中学生。深爪派。吹奏楽でホルン担当だったけれど、退部しています。ネットで偶然見かけた隠れ家的カフェが中学校の近くにあることを知り、自転車で訪れるようになります。noteのとある方がモデル。本人には伝えてないので絶対にバレない自信があります。

カワセミカヌレの中のかおりさんは、折星かおりエッセイの中のかおりたちに集まってもらいご本人たちで再構成していただきました。

書いててとっても楽しかったです。

何よりも、窓から見える景色が移り変わる様子がとっても美しかったですし、登下校する小学生とか、学生たちや近所の人たちの声も、このお店のBGMに一役買っています。とっても素敵な場所でした。行きたい。

ちなみにこの建物は、折星かおりさんが学生時代アルバイトしていたレストランのオーナーが、「借りませんか?」と不動産屋に打診されて、「それなら借りたい人紹介するからさ、安くしてよね、頼むよ?」と言って、かなりのお手頃な値段でかおり夫妻は契約することができました。オーナーありがとう!

いや実は文字に載っていない情報のほうが多いのです。


いやほんとに楽しかった!


まみにとっても、
かおりにとっても、
佑太郎にとっても、
もっともっと素敵な未来が待っていることを、願ってやみません。









という言葉で締めくくりたいくらいたのしかったですしめくくらんのかい。



もしサポートして頂けた暁には、 幸せな酒を買ってあなたの幸せを願って幸せに酒を飲みます。