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初めて自分の商いの対価を頂いた日「癒しへらぶな釣り体験会」

アラフィフ責任世代のあなたへ

土曜日の今日
あなたはどんな一日を過ごしましたか?

何か新しい経験はありましたか?

私は今日
野のへらぶな釣り心整家として初めて

自分の商いに対して
お客様から対価を頂きました。



1.有料にすることの心理的ハードル

これまでは

情報発信にしても
イベントにしても

お金を頂かないで
実施してきました。

それは

「自分はまだまだ
人様から対価を頂ける
身分ではない。」

「もっともっと
自分が自信を持って

お客様にとって有益な価値を
提供できるように

なってからでなければ
お金を頂いてはならない。」

そう考えていたからです。

ですが今日開催したイベント

「癒しへらぶな釣り体験会」については

イベント告知の段階で
料金を頂くことをお知らせしました。

朝7時から13時までの6時間で
一人当たりの参加費は1,000円

時給に換算したら167円。

日本全国の最低賃金よりも
遥かに低い金額です。

今回のイベントは期間限定の
トライアル
ということで

私が設定している通常価格に対して
破格の安価に設定しました。

しかし私は、参加費が例え
1,000円であっても

若しかしたら参加を
希望してくれる方が
いないのではないか?

と弱気になっていたほど
自信がありませんでした。

理由は、野のへらぶな釣り歴9年の
私にとっては当たり前のこと

お客様に教えるということが
本当に価値があるものなのか?

私が提供しようとしている価値が
お客様に求められるものなのか?

分からなかったからです。

2.癒しへらぶな釣り体験会の概要

体験会開始前の準備風景

今回開催したイベント「癒しへらぶな釣り」とは
以下のような内容です。

【特徴】

  • 情緒ある田園風景の中を流れる水路で、野生のへらぶなを釣ります。

  • 都心の喧噪から離れた広々とした空間で、周囲を気にせず心穏やかに釣りができます。

  • 魚を釣ることも良いけれど、むしろ疲れた頭と心を癒したいという方向け

【内容】

  1. 事前ガイダンス:開催日前週までにWebガイダンス会で事務連絡とへらぶな釣りの基本説明

  2. 野のへらぶな釣り体験:私がホームグラウンドとして通っている野釣り場で、釣り方の指導とへらぶな釣り体験

  3. コーヒー雑談:釣り場で淹れたてのコーヒーを飲みながら自由に雑談

事前ガイダンスでは

体験会当日の事務連絡の後
へらぶな釣りの基本について説明し

道具の名前と使用目的
浮きの見方、エサのつけ方を
解説しました。

当日の体験会では

事前ガイダンスのおさらいとして

釣り道具の実物の説明や
へらぶな釣りで最も重要な
浮きの使い方の基本の説明

実際にどのように
釣りをするのかお手本を示し

参加者の方に
それを手ほどきした後

実際に参加者の方に
釣りを体験して頂きました。

釣りの様子

準備の時間を除いて
釣り開始から3時間ほどで納竿。

その後、YouTube動画ではあまり
見ることが出来ない釣りの裏舞台

道具の後片付けの仕方も指導
体験して頂きました。

後片付けが終わった後は

私が持参したコーヒー豆を
その場でハンドミルで挽き

アウトドア用の
レギュレーターストーブで

お湯を沸かして淹れた
コーヒーを飲みながら

打ち解けた気分で雑談タイム。

そして14時少し前に体験会終了。
現地にて解散です。

今回参加してくださった
お客様は2名の方で

お二人とも県外から
車で長時間かけて
お越しいただきました。

こんなに遠くまで

高速道路料金と
ガソリン代を掛けてまで

体験会を楽しみに来てくださった。

本当にありがたいことです。

3.対価にふさわしい価値を提供できるように全力を尽くす

今回の体験会の開催を終えて

私は自分の提供する価値に対して

「対価を頂いたことは正しかった」

という気付きを得ました。

それは、今日を振り返ってみると
私がお客様に対して

私が今持っている知識や経験を
勿体を付けずに全て全力で提供した。

という自信があったからです。

私の野のへらぶな釣りの
知識や経験は

実際この釣りをしている9年間だけで
得られたものではありません。

私が釣りを初めて知ったのは6歳か7歳の頃。
そこから48年間の間に様々な釣りを経験

数々の成功と失敗を経験しました。

その経験の中から得られた

「こうすればうまく行く」

「こうすると失敗する」

という肌感覚は

釣りを一度も
経験したことのない方や

一度や二度試しただけの方には

決して分からないことだと思うのです。

これまで私が「単なる趣味」として
釣りを楽しんでいた頃は

自分だけのための知識、経験ということで
その価値というものを考えたことは
ありませんでした。

しかし、「単なる趣味」から「自分の商い」に
位置付けが変わったことで初めて

「私の経験そのものに価値があるのだ」

そして、その知識と経験を得るために
お金を払ってもいい。

と考えてくれる方が実際にいらっしゃった。

ということを自分事として実感できたのです。

noteの記事を読んでいると

noterさんの中には
ご自身の知識や経験、ノウハウを商品として

収益化に成功している方が
多く居らっしゃいます。

そして、時にはそのコンテンツに
数万円、数十万円という価格設定を
されているのを見かけます。

以前の私は

「自分にはとても、こんな高額な
価格設定を出来るほどの
価値は提供できない」

と半ばあきらめていたのですが

今回の体験会を通じて

自分がこれまで時間を掛け
時に挫折を味わいながら
蓄積してきた知識や経験は

自分がこれまで考えていたよりも
遥かに大きな価値があるかもしれない。

という発想の転換ができました。

かと言って、いきなり私が
提供しようとしているサービスに

数万円や数十万円という
価格を設定したら

そう簡単にはお客様に納得して
頂けないかもしれません。

単なる独りよがりになっていては
誰からも見向きもされないかもしれません。

ですが、その価格にふさわしい
価値を提供するために

全力を尽くす覚悟が出来ていれば

自分を卑下して安売りする
必要はないのではないか。

そうポジティブに考えられるほど

私は今日の体験会に全力を尽くしたと
自信を持って言えます。

勿論、非の打ちどころもない
完璧な出来だった
と言うつもりはありません。

やっていながら、

「あ~、ここはもっとこうすれば良かった。」

と思うこともありました。

ですが、それに気が付けたのも
実際に行動したからこそです。

「動いた人にしか見えない景色がある。」

私の起業の師匠からかつて聞いた言葉です。

今日はこの言葉の意味を
実体験することが出来ました。

これからも、更に、対価にふさわしい価値
を提供できるよう

自分のワクワクすること
全力を尽くしていきたいと思います。


ご興味があれば、私のホームページ「野こころ」を覗いてみてください。

インスタグラムでは、野のへらぶな釣りの世界観を写真で表現しています。

それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい。




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