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現業と複業の間の葛藤

アラフィフ責任世代のあなたへ

こんばんは。

どうもここ数日
気持ちが沈んでいます。

なんとか元の状態に
戻したいと

あれやこれやと
試しているのですが

まるで、水に溺れている人が

必死に水面に顔を出そうと
もがいているところを

水の中から

「そうはさせない」

と、誰かに足を引っ張られて
いるような感覚です。

あなたはそんな感覚を
味わったこと、ありますか?



今、現業で感じているモヤモヤ

1. やることがないことでモチベーションが低下

私の会社は、近い将来
経営統合されることに
なっています。

そのせいか分かりませんが

このところ
仕事に大きな動きがありません。

もっと分かり易く言うと

今直ぐやらなければ
ならないことが「ない」のです。

更にかみ砕いて言うと
私の日々のタスクがない!

無理やりひねり出さないと
一見何もやることがないのです。

こういう状況は
非常に困りものです。

私は在宅勤務をしていますが

始業時と終業時に上司に
連絡メールを書きます。

困るのは終業時。
一日どんなタスクを
行ったのか

箇条書きで項目を書くのですが

成果と判定出来ない
項目しかないのです。

まるで、戦がずっと起きない
平和な日々が続く中で

武士がひたすら次の戦に備えて
鎧や刀の手入れをしているような状況です。

2. 果たすべき役割が果たせていない。自己効力感の低下

業務に関係する知識を得るために
Webページから資料を見つけ出して
読んでみたり

業務資料の中で分からない
言葉を見つけたら

それについてChat GPTで調べたり

これらは全てインプット作業。

インプットしたからといって
毎日何か業務成果として

資料をアウトプットするのは難しい。

それも、自分の知識が増えただけで
他の社員や、部門にまで役に立つかと言われると

そこまで深いものでなく
単なる自分の知識不足を
補う程度に過ぎないものも多い

すると、終業報告で、
本日は

「〇〇についての情報収集」
「××についての資料読み込み」

こんな報告しか出来ない
毎日になってしまいます。

私は今の会社での立場上
直属の部下はいませんが

「専門職」という立場の
管理職です。

一般社員の若手ならまだしも
管理職である私が

日々終業時の報告が
前述のような内容ばかりだとしたら

あなたが私の上司だったら
どういう評価をするでしょうか?

きっと

「こいつ、管理職のくせに
何も成果を出さないで
ネット検索して時間潰している
給料泥棒だ!」

そんな風に思うのではないでしょうか?

かと言って、やるべき
タスクが無いのに

日々素晴らしい「まとめ資料」を
量産するなど

私にはできません。

そんな毎日を過ごしていると

次第に自己効力感が
下がっていく
んですよね。

「自分は何やってんだ!」

「50代半ばにもなって
 何も出来なくて
 会社のお荷物じゃないか」

そんな風に、どんどん
自己否定に陥ってしまう。

社会人経験が長いのだから
何か周りから

「凄いですね!」

とか

「こういう資料って
役に立ちますよね!」

というものを生み
出さなければならない。

そういうプレッシャーを
誰からも言われていないのに

自分で勝手に掛けているんです。

3. あ~あ、また自分の嫌いな性格が表に出てきてしまった・・・

読書で様々な知識を吸収し

YouTube動画で日々
自分の心の平静を保つための

有益な情報を得ているのに

抑えつけても、抑えつけても
またぬっと首をもたげてくる

余程私のネガティブな感情は
根深いものなんですね。

自己効力感が低下している時って
感情に引っ張られやすい
ので

こういう時こそ
精神的なケアが必要なんですよね。

このところ

自分自身が楽しむための
野のへらぶな釣り

あまり時間を確保出来て
いませんでした。

お客様に楽しんでもらう
イベントは開催したものの

その場では、私自身は一切
釣りをしていません。

これはやはり
明日は、野へらぶな釣りに
行かないとダメだな

「好きなことをシゴトにする」から「やらなければならない義務」へと変わりつつある感覚

複業(以後、「自分の商い」)を
されている方は

「週末だけでは時間が足りない!
 もっとやりたいのに!」

「平日の現業が煩わしい!
 会社の仕事なんかなければいいのに!」

という気持ちになったことは
ないでしょうか?

私は日々この気持ちと
共に暮らしていて

いつも何かに追われているような
感覚があります。

1. 現業があることに対するいら立ち⇒自分の商いに感じる義務感

本当はWebサイトを時間を掛けて
作り込みたいのに・・・

もっとじっくり時間を掛けて
コラムを書き上げたいのに・・・

次のイベントの企画を考えたいのに・・・

このような気持ちが
願望であるうちはまだいいのですが

次第に

また今週もWebサイトを
作り込む時間が無かった

また今日も、コラムに
手を付けられないで寝てしまった

お客様とのご縁を頂くために

もっともっと情報発信をして

もっともっと自分の事を
信用してもらわないといけないのに

このような、「義務感」に
せきたてられるように
なってきました。

全ての人に与えられた時間は平等で
24時間しかありません。

更に、睡眠、食事など、生きるために
必要不可欠な時間

会社の就業時間として
拘束される時間

家族の一員として
やらなければならない家事など

これらを差し引くと

自分の商いに使用できる時間は
平日は1日当たり、多くとも2、3時間が
いいところです。

そこに、家庭を持っている者として
親として拘束される要件がイレギュラーに
持ち込まれると

平日はあっという間に
自分の自由に使える時間が
0時間になることも。

すると、自分達家族の
生活のベースである

現業に対するいら立ち

自分の商いがスムーズに
進められない焦り

どんどん蓄積されて行きます。

2. 焦る必要などない


私は会社を定年前に辞めて
自分の商い一本で

食べていくことを
決定した訳ではありません。

娘が大学を卒業し社会人になり
住宅ローンの返済が完済し

ようやく大きな支出から解放され
定年退職まで少しの残り期間に

自分の商いのための
運営資金を蓄えながら

少しづつ自分の商いのウエイトを
高めていき

定年と同時に本格スタートするのが
私の目標。

それはまだ、今から6年後の話です。

まだまだ準備をするには
時間はある。

なのに、何故か日々前に進まないと
焦りが生じてしまう。

どうしてなのでしょうね。

3. しつこい「他人と自分を比べる」癖

恐らく、私は他人と自分を比べる
という、これまた私の根強く残る

悪い癖のせいではないかと思います。

小さい頃からずっと
他人よりお利口な
子供でなければならなかった。

他人より優秀な学校に
入らなければならなかった。

他人から一目置かれるような
一流企業に張らなければならなかった。

同僚に勝ち抜き、会社で高い地位に
昇進して、良い給料を貰えるのが幸せだと
思っていた。

そんな風に、かれこれ約40年間は
他人と自分を比べる人生を送って来たので

いやがおうにもその思考がこびりついて
なかなかはがれてくれないのだろうと思います。

4. もっと楽に生きてもいいじゃないか、自分。

人からどう思われようと、その人が
自分の今後の人生を決める
権利を持ってはいない。

他人は自分の人生に対して
責任など取ってくれない。

だから、そんな他人のために
自分を卑下してみたり

自己否定したりしなくていいんだよ。

自分は、沢山の制限がある中で

毎日自分の能力の範囲で
自分が出来る最大限の事をしているよ。

色々難しいことを考えているよね。
悩んだり、葛藤しているよね。

それは自分の人生を
常に真剣に考えているから。

背伸びなんかしなくていいよ。
自分は、そのままでいい。

いや、そのままがいいんだよ。


ご興味があれば

私のホームページ「野こころ」

覗いてみてください。

インスタグラムでは
野のへらぶな釣りの世界観
ー写真で表現しています。



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