時には腑抜けになることも必要
アラフィフ責任世代のあなたへ
お久しぶりです。
今週もお仕事お疲れ様でした。
今日私は、いつぶりだろうと思うくらい久しぶりに、会社帰りに一人で外飲みしています。
あなたは、会社帰りに一人で飲みに行くことってありますか?
私は、会社帰りに一人で飲みに行くことは
ほとんどありません。
それじゃ、なぜ今日に限って一人外飲みしているのか。
色々と理由はあるのですが
理由の一つは、4月からずっと仕事で気持ちが張り詰めっぱなしで、
このままではちょっとメンタル的にまずいかな、と思ったからです。
私は過去に何度か
仕事のプレッシャーで頭がいっぱいになり
メンタルダウンしかけたことがありました。
特に2022年には適応障害と診断され、2ヶ月半仕事から離れていた時期もありました。
その経験以来、私の頭は、あの時と同じような状況になる前に、心の状態が危険に差し掛かっていると感じると、
自ら防衛本能を発動するようにアップグレードされたようです。
なので、再起不能になる前に、プレッシャーをリリースする行動を取れるようになりました。
その機能の一つとして、今日の一人外飲みがあるのだと思います。
私は普段からそれほどお酒を飲む方ではありません。
例え飲むとしても、せいぜい、1週間〜2週間に一度、350mlの缶ビール1本を、妻と半分づつ分けて飲んで終わりです。
なので、決してアルコールが強い方ではありません。
でも今日は、すでにビールを500ml以上飲んでいます。
一人でちょっとおしゃれなバルに入り、クラフトビールを飲んでいます。
いつもは決して食べられない食べ物も食べながら、この記事を書いています。
新年度に入ってから今まで、出張続き、急ピッチで進めなければならないプロジェクトを11件掛け持ちし、
いつも他人から急かされて緊張した毎日を過ごしています。
私は基本的に、人のペースで仕事を押し付けられたり急かされたりするのが苦手な人間です。
それでも会社員たるもの、自分の好き嫌いだけで、仕事を選り好みすることは出来ません。
なので、自分の心と体と相談しながら、自分が潰れない範囲という前提はつきますが、
そのスケジュールに遅れないようにアウトプットを出すべく頭と体に鞭を打ち続けています。
本音は、できることなら1日も早く、こんな他人の都合に合わせて追い立てられる会社なんか辞めてしまいたいんです。
ですが、家のローンや子供の教育費を賄うために、自分の意思だけで勝手に会社を辞めるわけにはいかない。
苦しいですよね。
なんで50歳を超えて体力衰えを感じてきた自分が、自分より20歳も若いバリバリな若手と同じペースでアウトプットをし続けなきゃならないんだ!
自分はもう、20代、30代の時に、家族との時間や自分の時間を犠牲にして海外出張し、
深夜残業をし、徹夜で仕事をして会社に泊まるような経験もして...
もう十分自分を痛めつけてきたじゃ無いか。(今の会社じゃ無いけれど)
なのに、まだ自分をこき使うのか?
何だか自分が可哀想で仕方ないです。
そう思ったら、本当にたまーに、一人で会社帰りに外飲みして酔っ払うくらい、いいじゃない?
そう思うんです。
別に、誰かから禁じられている訳じゃないんですが、
なぜか自分で勝手に、
会社帰りに寄り道して飲んで帰ることに罪悪感を感じる自分がいます。
毎日夕食を準備して待っている妻に対して申し訳ない、という気持ちが働くのか。
それとも、今年大学受験生の高校3年生の娘が塾で勉強しているのに、父親が飲んで帰るのは身勝手なわがままなんじゃないか、という罪悪感があるからなのか。
どうなんでしょう...
でも今夜はなんとなく、自分だってたまには息抜きしたって良いよね。
と、自分を甘やかしたい日なんです。
そんな、気の小さいアラフィフの父親です。