【52歳から自分らしく生きるために】仕事がなくて辛い時の切り替え方
アラフィフ責任世代のあなたへ、
今日もお仕事お疲れ様でした。
今朝は寒かったですね~。
あなたは冬って好きですか?
私は、冬って結構好きなんです。
確かに寒くて朝早く起きるのは辛いですが、
太平洋側だと、晴天の日が続きますよね?
今朝は約一週間ぶりにオフィスに出社しました。
フレックスを利用し、通常より1時間早く始業し、
その分、1時間早く終了するようにしました。
私は、まだ人通りのまばらな、最寄り駅からオフィスまでの道を
歩くのが好きです。
冷たい空気が頬に当たると、
頭がシャキッとして気持ちが良いです。
今朝は雲一つない快晴。
青い空を高層ビルがスパッと鋭く切り取ったかのような
光景がとても綺麗でした。
そんな具合にちょっと気分が上がったものの、
オフィスに入ってしまうと、いつもの少々寂しい現実が待ち構えています。
それでも、数日前に比べたら、大分気持ちは楽になりました。
仕事は無ければ無いで、それもまた辛い
実は、11月の下旬頃から、業務時間内にやる仕事が殆どないのです。
あなたは、こんな気持ちになったことはありませんか?
心の健康を損なって長期休職した後、業務復帰したもののほとんど仕事らしい仕事を与えられない。終業時間までどうやって時間を潰せばいいんだろう。
もしかして、自分は会社から不要だと思われていて、自分から居辛くなって退職を申し出させようと仕向けるために、わざと仕事を与えないのではないか?
自分以外の同僚達は皆忙しそうに何件も担当業務を抱えているのに自分だけ暇そうにしていたら、同僚達から「自分達はこんなに忙しいのに、あいつは仕事をしない給料泥棒だ!」と、陰口を叩かれているんじゃないだろうか?
私はほんの数日前まで、まさにこんな気持ちで毎日、疎外感と罪悪感に悩まされていました。
このような状態、本当に辛いですよね・・・
ですが、私はあることをきっかけに、気持ちを切り替えることが出来、心が軽くなりました。
復職してから今までの状態
私は9月下旬に、適応障害による2か月半の長期欠勤から復職しました。
復職~現在までの間、次のように、残業制限が段階的に緩和されました。
9月下旬:復職
9月下旬~10月末:残業禁止措置(10月末に産業医との1回目の復職後フォロー面談)
11月初め~12月上旬:残業時間上限30時間まで
12月上旬~:産業医との2回目の復職後フォロー面談の結果、「適応障害完治」と判断され、残業規制解除
また、業務については、次のような経緯をたどりました。
9月下旬:復職、現在の部署へ異動発令。異動先部署の部門長から、「とりあえずこれ読んでおいてください。」と、今期の部署の業務計画と検討課題の資料を共有される。(ほんの1日で目を通し終わる。)
~10月上旬:部門長とオンライン面談で、ざっくりとした当面の担当業務のイメージを伝えられるが、その後約2週間、具体的な話はなし。
10月上旬:部門長、管理職、案件担当者との具体的な業務内容についてのオンラインミーティング。ようやく自分の役割分担と当面の目標期限(11月末まで)を示される。私のタスクは案件主担当者のサポート。
10月上旬~11月上旬:サポート業務が当初予定より2週間以上早く終了※。
※実はこのサポート業務は、私が前々職当時に関わったことのある仕事だったため、要領を得るのにそれほど時間が掛からず、段取りが掴めると所要時間が想定以上に短縮され、余裕をもって終了しました。
11月上旬~現在:無理やり仕事を探して独自に資料を作り、部署のミーティングでノウハウ共有として報告。(このプレゼンは好評で、同僚から「もっと聞きたいので、別に時間を設けて話して欲しい。」とリクエストが出ました。上司からも是非お願いしたい。と言われました。)それ以外は特にやることなし。毎日何をして終業時間まで時間を潰すかが今の悩み。
このような状態で、元々業務量の負荷が非常に軽かったのに加え、タスクが完了した後に、対応すべき仕事がなく、ずっとスタンバイ状態になっています。
「会社との付き合い方を変える」とは言ったものの、不安になる
以前の私だったら、こんな放置状態は耐えられず、恐らく上司に対して
「何か私に出来る仕事はありませんか?」
と、相談を持ち掛けていたはず。
ですが、今はそのアクションを取りたくありませんでした。
その理由は、私はこの会社に必要以上に自分の時間を提供したくないからです。
こんなことを書くと、「あなたはなんて自分勝手な人間なんだ!」とか、「そんな怠慢な社員は即刻会社を去るべきだ!」という批判の声が飛んできそうです。
何故私がこんな態度を取っているのかについては、以下の記事をご覧ください。
私は、将来的にはまず複業からスタートし、最終的には会社員を卒業して自分の商い一本で(=独立起業)自分らしい人生を送って行きたいと考えています。
このため、以前のような、自分が追い詰められるような状況に置かれることは回避し、最大限、次の自分の目標のための準備に時間とエネルギーを残しておきたいのです。
とはいえ、流石に毎日毎日仕事がない状態が継続すると、長年会社人間だったことで体に染みついた、「他人と自分を比べ、会社からの評価を気にする」習慣が頭をもたげ、次第に気持ちが荒んでくるものです。
そんなわけで、先週末、ついに自分の中に溜め込んだイライラ、モヤモヤが抑えつけられなくなり、これでもか、というほど自分の至らなさを責め、罵倒し、自分がどうしようもなくダメな人間なんだ、という言葉の数々を妻の前で吐いてしまいました。
妻の視点からの言葉で気持ちが切り替わった
妻は冷静にその言葉を一つ一つ受け止め、否定することなく聴いてくれました。
そして、視野が狭くなってしまっていた私に対し、現在私が置かれている状況を別の視点で捉えた言葉を返してくれました。
業務復帰後ほとんど仕事らしい仕事を与えられないことについて:
もし自分が上司の立場だったら、心の健康を害して復職したばかりの部下に、いきなり同僚と同じ責任の重さと量の仕事を与える?もし担当業務を1件任せたら、ちょうどいい具合に、0.5の負荷とかに加減するってできないよね?それどころか、1.2とか1.5になる可能性の方が高いよね?
そんなに焦らないで、ゆっくり待ってみたら。最近はオフィスに出社する回数も増えているから、上司もそんな様子を見て、「もうそろそろ元気になってきたかな。」と思ったら、仕事をお願いしてくるかもしれないし。
同僚達からどんな風に思われるかについて:
上司や同僚の人から、プレゼンの内容に興味を持ってもらって、「もっと話が聴きたい。」と言って貰っているのだから、あなたが何もしていない。なんて思ってはいないはずだよ。前々職の経験のことは、今の会社の人はほとんど知らないんだから、そのノウハウを教えてあげられるのは貴重だよ。
自分一人で考えていると、思考がどんどん悪い方に入り込んでいくところでしたが、第三者の客観的な意見を教えてもらうことで、負のスパイラルを断ち切り、発想を転換することが出来ました。
あなたも、自分一人で悩みを抱えているようでしたら、是非、身近にいる信頼できる人に、話をしてみてください。
自分では思いつかなかったような別の視点からの見方に気づかされ、良い方向に発想を転換できるかもしれません。
今の辛い心の状況が、一日も早く解消しますように。
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