何を言うかより、誰が言うか ~信用度が大切な理由~
皆さんは、普段誰の影響を受けて生きているでしょうか?
確かに正しいことを言っているのだけれども、、、
なんとなく腑に落ちない感覚ってないですか?
例えば、嫌いな上司から言われる指示や助言、、
確かに言っていることは正しいかもしれない。ただ、自分の中に入ってこない。。。
そこには、『誰が言ったか』が大きく関わってくるかも。。
では、同じ内容の事を面倒見の良く、自分の事を気にかけてくれる
上司が言ったとしたら、、
おそらく7割くらいの方は納得するのではないでしょうか。
つまり、何が言いたいかというと
内容の中身も大切であるが、それを誰が言ったかが大きなウェイトを占めているということ。
誰が言ったか=信用度
というところでしょうか
信用度の低い人が言ったことは、中身が良くても受け入れられがたい。
例えば解りやすく、一例として、、
下記のフレームワークは メジャーリーガー大谷翔平選手が
高校時代に立てた目標シート
このフレームワーク自体は、もともとある『マンダラチャート』というもの
これ自体は、単なるフレームワークでしかない。
ここに、『大谷翔平選手が使用した目標達成シート』
という具体的な情報が載ったことにより、信用度が増したと言える。
では、このマンダラチャートを大谷選手が使用していなかったら
このチャートはそこまで注目されただろうか?
答えはノーだと思う。
大谷選手が使用しているという信用度がこのチャートの信用度を
高めている。
これを人間の発言に当てはめても同じ事が言えると思う。
しかし、みんながみんな特別な能力や経歴を持った人ばかりではない。
ただ、ここから学んだことを生かして
自分のコミュニティで実行することはできる。
まずは、自分が所属しているコミュニティでの信用度を上げる
それって、心がけ一つで簡単にできるかもしれない。
例えば、経理のお仕事をされている方だったら、
『営業の意図を汲み取って、素早い処理や
誤りの修正などの業務を嫌な顔せず実行する』
この行動一つ見ても信用度が上がるエッセンスは
3点見つけられる
①営業の意図を汲み取る
②素早い処理をしてくれる
③嫌な顔せず実行してくれる
①②③を実行してくれる経理の人材って、いるようでいなかったりする。
これをやってくれる人に仕事は集まってくるし
この経理の方は確実に重宝される。
その会社にとっていなくてはならない存在になる。
そこに他の経理の人には無い信用が生まれ価値が生まれる。
私自身10年以上のサラリーマンをしてきたが
そのような動きのできる人の意見は通りやすい事を実感している。
同じ仕事をしていても、自分なりにひと手間を加えていく
それを継続性をもって実行することで
数か月後には発言力を持った人材になれるかもしれない。