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ITマーケティング用語 トレーサビリティ

トレーサビリティとは、「Trace(足跡をたどる)」と「Ability(できること)」という2つの単語を掛け合わせて作られた造語で、「追跡可能」という意味があります。

もともとは工業製品などの商品の履歴や所在を追跡する方法の概念を指していましたが、スマートフォンなどの普及によりWebマーケティングによる売買が加速している現在、消費者がその商品の原材料の調達から生産、製造工程などのさまざまな情報を知るために重要な役割を果たしています。

その背景には2000年前半に話題になった輸入牛肉のBSE問題があり、2004年に牛肉トレーサビリティ法が施行されたことで、消費者による食の安全性への関心が一気に高まったことが大きく影響しました。

企業はトレーサビリティシステムを積極的に導入することで自社の生産活動における透明性を高めるとともに、それらの情報を消費者と共有して顧客との信頼関係の構築に力を入れています。

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かいけつ@集客マーケティング辞典
このnoteでは「ビジネス心理」の研究結果をお伝え。 と同時に、私が研究している「恋愛心理」はこちらのnoteで→ https://note.com/kaiketsux