PowerCMS X のCSVインポートで連動している情報分類モデルへインポートした時の注意点
PowerCMS X はCSVデータのインポートができます。
インポート対象のモデルが仮に記事モデルだとして、記事モデルのリレーションカラムに情報分類モデルを紐づけた時に、記事モデルと情報分類モデルの両方にインポートができてしまう便利な機能があります。
ただし注意点があります。
CSVは以下のように準備をすると思います。
左の列が記事タイトルで、右がリレーションカラムの情報分類です。
entry_title,entry_taxonomies
"記事A","a,b"
上記のCSVは、ほとんどのカラムを省略していますが、この情報だけでも記事モデルにインポートは可能です。
期待する結果は情報分類モデルに「a,b」という1つの単語で登録されてほしかったんです。
ダブルコーテーションで囲んでいるからテキスト扱いになるだろうと。
でも結果はNGでした。
ダブルコーテーションで囲んでいるのに分割されちゃいましたね。
おそらく情報分類モデルだけでなく、カテゴリ、タグも同じ仕様かなと思います。
でも分割されずにインポートされたら「分割したい時はどうするの?」って問題があるので仕方のないところですね。
対策として、カンマを数値文字参照のコード , に置換しました。
entry_title,entry_taxonomies
"記事A","a,b"
インポートすると当たり前ですが成功します。
数値文字参照はウェブサイトでカンマで表示されるので、これでも良いですがインポートの前にCSVファイル内で置換する手間が生じます。
インポートした後に可読性が良くないなと思ったら、情報分類モデルでテキストを検索置換してもよいですね。