PowerCMS X 佐藤聖

PowerCMS X の情報を発信しています!

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Rocky Linux 9 に MeCab をインストールする

PowerCMS X は「サイト内全文検索機能(SearchEstraierプラグイン)や「やさしい日本語エディタ (SimplifiedJapaneseプラグイン)」で、MeCab をインストールする必要があります。 MeCab のインストールはじめに 管理者になり rocky ディレクトリに移動します。 sudo sucd /home/rocky/ gcc c++ のインストール オープンソースのコンパイラをインストールします。 dnf install gcc

    • PowerCMS X でステータスが下書き(未公開)のアセット・添付ファイルデータをプレビューで確認する

      PowerCMS X はページやアセットをステータス管理できます。 ステータスが「公開」ならウェブサイトにページを公開できて、「公開」以外ならウェブサイトでページが非公開になります。 このときにページにリンクしたアセット(画像やPDFファイルなど)がプレビューで確認できないことがあります。 問題点以下のような事例です。 例えば、オブジェクトの編集画面が以下のようになっていて、添付ファイルカラムに画像を登録したとします。 添付ファイルの場合は「ファイルをアップロードしま

      • PowerCMS X で Okta のSAML認証を設定する

        PowerCMS X の有償ラグイン「SingleSignOn」をご紹介します。 本記事は Okta による SAML2.0 の認証設定です。 本記事の設定情報手順は以下の想定で進めます。自身の環境と異なる場合はご注意ください。 PowerCMS X 管理画面URL PowerCMS X アプリケーションディレクトリ PowerCMS X ユーザー Okta に作成したメールアドレスで、PowerCMS X にもユーザーを作成してください。 サーバーの設定と Powe

        • PowerCMS X ハンズオンを開催します

          この度、わたくし佐藤がハンズオンを開催することになりました。 お陰様で 10 月分は20名満席になりました。 現在、11 月分の申込みをスタートしていますので、ご興味のある方は是非ご参加をお待ちいたします。 タイトルに「はじめての」と書いてある通り、初学者向けの内容になります。モデルを作って、テンプレートタグを利用し、HTMLファイルを出力する内容です。 ご自身で PowerCMS X の環境を準備いただく必要がありますので、ご注意ください。 私自身、「オンライン」「

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        • PowerCMS X 導入
          9本
        • PowerCMS X 構築
          27本
        • SSO(SAML)
          2本
        • 配列
          4本
        • PowerCMS X 運用
          10本
        • 会員限定サイト(Membersプラグイン)
          4本

        記事

          PowerCMS X のタグ属性 append と prepend の使い道を考える

          mt:var、mt:setvarblockで利用できる append と prepend のタグ属性があります。 ドキュメントは以下になります。 mt:var (mt:setvarblock) タグで変数にセットした値に対して、append もしくは prepend を使うと、同じ変数名で値の連結ができます。 どのような利用シーンがあるか考えました。 appendappend は後ろに連結されます。 li タグなら、ぱんくずなどで利用できます。 <mt:SetVarB

          PowerCMS X のタグ属性 append と prepend の使い道を考える

          PowerCMS X で複数チェックボックスの作成と出力

          モデル画面モデルの編集画面でカラムを追加します。 名前:任意(例:test) ラベル:任意(例:Test) タイプ:テキスト(50)、テキスト(255)、テキスト(768)のいずれか 一覧表示:テキスト 編集表示: 「選択項目」 オプションは任意(半角カンマ区切り) タイプ「チェックボックス」 カラムを保存した後に、モデルを保存してください。 投稿画面チェックボックスが表示されたと思います。チェックを入れてデータを保存してください。 ビュー(テンプレート

          PowerCMS X で複数チェックボックスの作成と出力

          PowerCMS X で Microsoft Entra ID(旧称 Azure Active Directory)のSAML認証をする

          PowerCMS X の有償ラグイン「SingleSignOn」をご紹介します。 本記事は Microsoft Entra ID(旧称 Azure Active Directory)による SAML2.0 の認証設定です。 本記事の設定情報手順は以下の想定で進めます。自身の環境と異なる場合はご注意ください。 PowerCMS X 管理画面URL  PowerCMS X アプリケーションディレクトリ  PowerCMS X ユーザー Office365 で作成したメー

          PowerCMS X で Microsoft Entra ID(旧称 Azure Active Directory)のSAML認証をする

          さくらのVPS契約直後のコントロールパネル設定作業

          初めて「さくらのVPSのコントロールパネル」にアクセスした時の設定を記載します。 サーバー名のリンクをクリックします。 「名前」と「説明」の「編集」リンクをクリックして、自分が分かりやすい内容に変更します。 入力後に「保存」ボタンを押下します。 「パケットフィルター設定」タブをクリックします。次に「パケットフィルターを設定」ボタンを押下します。 「パケットフィルターを設定する」ボタンを3回押下します。 フィルターの種類は「Web」「メール」「カスタム」を選択して、

          さくらのVPS契約直後のコントロールパネル設定作業

          PowerCMS X に Google の reCAPTCHA を導入しよう

          PowerCMS X は Recaptchaプラグインで Google の reCAPTCHA を簡単に導入できます。 最初に Recaptcha プラグイン を有効にしてください。 次に Google reCAPTCHA にアクセスします。ヘッダーにある「v3 Admin Console」をクリックします。 作成ボタンを押下します。 「ラベル」と「ドメイン」にサイトのドメインを登録します。ドメインと記載があるので「www.」は付けないほうがよいかもしれないですね。

          PowerCMS X に Google の reCAPTCHA を導入しよう

          PowerCMS X のファイルインクルードで動的ページの読み込み速度を向上させる

          やたらとコンテンツが盛り盛りな動的サイトはページの読み込みが重くなりがちです。 コンテンツ全体を動的に出力しないで、部分的にパーツとして静的ファイルを予め出力しておき、mt:include タグで静的ファイルをインクルードさせると読み込み速度が改善されます。 例えばインデックステンプレートを動的で作成して、記事のタイトルと本文を下記のコードで実装している場合に、 <mt:Entries> <mt:EntryTitle> <mt:EntryBody></mt:Entri

          PowerCMS X のファイルインクルードで動的ページの読み込み速度を向上させる

          PowerCMS X で配列の中身を確認する mt:vardump

          テンプレートを構築していると配列の中身を知りたい場面が出てきますので、その時に利用するのが vardump タグです。 function="push" を使用した場合の確認コードです。 <mt:Entries><mt:SetVarBlock name="array" function="push"><mt:EntryTitle></mt:SetVarBlock></mt:Entries><mt:vardump name="array">結果array(4) { [0]=

          PowerCMS X で配列の中身を確認する mt:vardump

          PowerCMS X でテンプレートタグの mt: 部分は色んなルールがある

          テンプレートタグは <mt:date> のように小文字で書くことが一般的だと思います。 <mt:date>結果2024-09-14 16:40:43 実はテンプレートタグは大文字と小文字を区別していなくて、コロンも不要です。前後に $ を付けてタグだと分かりやすくすることもできます。タグの後ろにスラッシュ(/)も付けられます。 以下は参考例で、すべてテンプレートタグとして処理されます。 コロン無し<mtdate>大文字、小文字が混在<MTDate>前後に $ を付ける<

          PowerCMS X でテンプレートタグの mt: 部分は色んなルールがある

          PowerCMS X でモデルを作成する時の基本的な設定

          PowerCMS X のモデルで、各種設定やデータの入力カラムを作ることができます。今回はモデルの基本設定について説明します。 モデルの作成システムバーのシステムオブジェクト(歯車アイコン)から「モデル」をクリックします。 「新しいモデル」をクリックします。 モデルの設定数多くの設定項目がありますので、それぞれ説明します。 名前 入力例:event 英数字で設定します ハイフンやアンダースコア、記号の使用は推奨しません 小文字を推奨します 日本語名(マルチバ

          PowerCMS X でモデルを作成する時の基本的な設定

          HTTPレスポンスヘッダのセキュリティを高める

          ブラウザの開発者ツールでレスポンスヘッダーを確認しました。 思いっきりOSとPHPのバージョンが表示されていました。 消し込む手順をお伝えします。 まず mod_headers モジュールが有効か確認をします。 httpd -M | grep headers結果headers_module (shared) ← 表示されたらOK httpd.conf を開きます。 sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf ファイルの末尾に以下の行を追

          HTTPレスポンスヘッダのセキュリティを高める

          画像に枠線を付けるプログラムをマックで作る

          note の不満は画像に枠線を付けられないことです。CSS なら border: 1px solid っていう感じです。 マックなら、Homebrew、Xcode、ImageMagick、AppleScript でドロップレットが作成できます。 画像ファイルをアプリにドロップしたら自動的に枠線が付くプログラムです。 作成手順Homebrew が未インストールの場合は参考サイトを見ながらインストールしてください。確認コマンドは以下です。 brew --version 既

          画像に枠線を付けるプログラムをマックで作る

          PowerCMS X のバージョン 2 系と 3 系の違いは(ほぼ)プラグインだけ

          あまり知られていませんが、2 系と3 系の違いは(ほぼ)プラグインだけです。 ファイル比較2 系と3 系のアプリケーションパッケージをダウンロードして、ファイル差分を比較する diff コマンドを実行しました。 2系は「2.7610」、3系は「3.6100」が最新版ですので、その比較です。 diff -r 2.7610/ 3.6100/ 結果は以下です。 diff -r 2.7610/powercmsx/class.Prototype.php 3.6100/power

          PowerCMS X のバージョン 2 系と 3 系の違いは(ほぼ)プラグインだけ