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セルフノート


白くて大きなノートを1冊。そして、どんどん書けるペンを1本。ここに心に浮かんだことをどんどん書いていく。

先日読んだスワンさんの「あなたの24時間はどこに消えるのか」

この中で紹介してあった手法のひとつで、自分と向き合うためのもの。セルフノート と呼ぶのだそうです。

これはトップシークレットの自分のためのノート。誰にも絶対に見せない秘密のノートです。

だから、何を書いてもいいの。

どんな風に使うのかは、ぜひ本書を読んでください。

主に自己肯定感を高めるための道具として使ったり、思考を言語化するためにとても役に立つのだとありました。すごく心惹かれるものがあったので早速取り入れてみました。

これがねー いいんですよ。すごくいいの。

心の中にあったモヤモヤをとにかく吐き出す場所があるというのは、なんと気持ちのいいことでしょう。日記というほどではない切れ切れの思いでも、腹が立った時の暴言でも、気持ちが乗ってる時に思いついたすごくいい、と感じたアイデアでも、迷わずにどんどん書いています。

本来提案されている使い方からはかなり逸脱してるようにも思いますがそれはそれ。

このノートとペンテルのサインペンを、ここ数日持ち歩いて何でも書き込んでます。

「考えよう」ってよく思うし、言うし、そう”考えてる”んだけれど、今まであまり上手に出来ませんでした。考えるための時間を作らなくちゃとか思いながら、なかなか思うように時間が作れず、よし、と思って時間を作ったところで、なかなか考えがまとまることはなく。

どういうことなんやろう どうするのがいいんだろう と、ぼんやりと思ってました。

頭の中にあることを文字にして書き出すだけで、それもノートにきれいに書こうとか、パソコンの中に整理しながら書こうとか、そういういろんな体裁を取っ払ってとにかく 書く。書く。頭の中身を白い紙の上に乗せていく。ところ構わず、思いついた時に、がしがしと文字を連ねていく。

あれ、考えるってこういうことじゃない?とふと気づいたのです。考えながら書きながら自分の中にある思いやアイデアを見えるようにしていく。どんどん書いていくことで、思考が深まっていくことを体感しているのです。

思うに「考える」ということも、すぐに出来ることではなく、訓練が必要なんじゃないだろうか。時間が空いたから、さぁ考えろ、と思ったところで、何の練習もしてない身では何をどうしたらいいのか分からない。

日々の切れ切れの時間の中でも、書きながらアイデアを深掘りしていく作業には考えることを今やってるぞ という実感があります。

白い紙が大好きなわたくし。心にぴったりと合う手法を見つけてしまった。大事な道具がまたひとつ出来ました。

思えばこの本と出会ったのもひょんなことからでした。オフィシャルな場所とは別にブログをのせる場所を検討していて、提案してもらった note という場所に書こうと決めたのですが、そもそも note とは?から始まって、中をウロウロしている時に、なになに、この Notion って何?から出くわしたもの。

スワンさんの文章にも惹かれて本を買ってみたところから。Notion も試行錯誤しながらですが、私の中には相当入り込んで来ており、これにも進化(大げさ)を助けてもらってます。

何よりも、スワンさんのおかげで、SNS 中毒気味だったことを認識して時間を取り戻せたことが大きかった。感謝しかないです。

今日もスマホは充電器の上に放置。白いノートとペンを持って過ごそうと思ってます。


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