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HSS型HSP気質のINFJ-Tが生きやすい環境を考える

転勤族の妻は定職につけないことが悩みだ。

そう言いながら、自分は実際ひとつの土地・会社に縛られて生きていくことができない飽きっぽい性格をしている。

HSS型のHSPあるあるかもしれない。
仕事に慣れてくると飽きてしまうのだ。

表面上人とうまく付き合っているように見えるかもしれないが、実は引越しを機に人間関係をリセットするのも好き。
薄情なのかもしれない。

引越しに伴うあれこれは面倒だが、上記の理由により転勤という制度に対して負の感情はあまりない。

そう思っていた。
北見にやってくるまでは。

これまでの人生でダントツに暮らしやすい。
引越したくない。離れたくない。

初めて転勤制度を恨めしく思った。

これまで、どこでもそつなく生きてきたつもりだったが、都市部から離れてみて初めて気付いた。こんなに楽に呼吸が出来る土地があるんだ。


広々とした北海道の大地と空。
オホーツクの恵みで食が豊か
生活に不便のないコンパクトな地方都市

マンションがたくさんあるので雪に不慣れでも安心して暮らせる上、少し足を伸ばせば知床をはじめとした大自然があり、塩別つるつる温泉などの良質な温泉もすぐそば。

これ、HSP気質な人にとっては最高の環境ではないだろうか。

ストレスの大半が人の多さによるものだ。
北海道はそれがない。

そして、コンクリートで舗装されていない道や川がたくさんある。

そこらへんの川が四万十川級

札幌や旭川などの都会はまた違うだろうが、地方はヒートアイランドとは無縁の世界。
夏も涼しく、なんでもない景色がとにかく美しい。

自然がそばにあること。
人と適度な距離を保てること。

それだけでHSPの抱える生きづらさは8割方消える。

首都圏と比べれば娯楽と仕事の種類が少ないことは否めないので、10年住んだらまた見方が変わるかもしれない。

だが、おそらくHSP気質の人にとっての娯楽とは読書や映画鑑賞だったり、美味しいものを食べたり美しいものを見ることだったりするはずだ。

そうすると仕事(収入)面の不安だけクリアすれば、十分にストレスフリーな生活を送ることができる。


初めて住みたい街が出来た。
この暮らしが自分に合っていると、生まれてから初めて感じた。

今、再びの転勤でまた関東に戻るが、いつかこの街に戻ってくるために場所にとらわれない働き方を模索しようと思う。

また、HSS型HSPについて知り、自分のストレスを軽減する環境についても学べたので

①適度に人と距離を取る。深入りしない。
②ストレスを感じたら自然を積極的に取り入れる
③仕事に依存しない、依存されないためにアルバイトでいいのでWワークをする

ことを念頭において生活していこうと思う。
特に③。
趣味のない人間は仕事に依存しがちなので、自分をしっかり保つためにも複数の居場所を作り、心の均衡を保ちたい。

前回はひとつの仕事にどっぷりになってしまい、最終的に飽きても抜け出せないどころか、休みたくても休めなくなってしまった。

次は仕事にウエイトを置かない生活を送り、本命である場所にとらわれない働き方を見つけたい

すべてはこの土地に戻ってくるために。

気分はターミネーターだ。
この土地と、この土地に出会わせてくれた転勤に感謝しつつ。

カッコよく I’ll be back  と言いたい。

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