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教師の道を選んだことに後悔しているか。

自分は今、サッカー選手としての道を歩んでいる。
南紀オレンジサンライズFCの選手としての道を。

しかし、
この道に進む前、
全く違う人生を歩んでいた。

小学校の教師としての道だ。

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大学4回生の時、
サッカーの道に進むか、
それとも教師の道に進むか、の2択で悩んでいた。

結局、選んだのは後者。

2020年3月末、
和歌山大学卒業後、
和歌山市内の小学校で勤め始めた。

ただ、
夢・目標を達成したい、
サッカー第一の人生を歩みたい、
という想いから丸1年での退職を決め、
サッカーの道に進むことを決意した。


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ここで一つの疑問が出るだろうか。

「結局サッカーの道を選んだのなら、一度教師の道へ進んだことに後悔しているのでは?」と。


確かに、言いたいことは分かる。

卒業前にサッカーの方を選んでいたら、
縁のあった、とある地域リーグのチームには加入できていたのかもしれない。

そうでなくとも、
仕事に縛られずサッカー浪人として
あらゆるチームに練習参加しにいけたかもしれない。

教師をしている間は、
平日は100%仕事なので、
どこかのチームに練習参加しにいくにしても
土日だけの参加となり、
そのような形では、実力もない自分を取ってくれるチームもなかったはずだろう。


その通りだ。


しかし、
この疑問への答えは「否」である。

学生の頃、教師になると決断したことを一切後悔などしていない。

むしろ、
教師になって良かったと心から思っている。

なぜなら、
今の自分がいるのは、
間違いなく教師を経験したからだ。


教師をしたから、
教え子たちに自分の「挑戦」し続ける生き方を示していきたいと思った。

教師をしたから、
和歌山の子どもたちのために何ができるか、を考えるようになった。

そもそも、
和歌山県内で教師をしていたから、
和歌山で活動する南紀オレンジサンライズFCへの加入にも至った。


子どもたち、
いや、大人の方にも
いつか気付いてほしい。

夢・目標を追い続ける人生があることを
プロではなくとも、自分が一番好きなことで生きていけるということを
人生の選択に失敗などないということを


全く知らない人が言ってもなかなか伝わらないかもしれない。

ただ、
担任をもった直川小学校の教え子たちや
実習でいった松江小学校の子どもたちにとっては
知っている人が言っていること。

そういう意味では伝わりやすいと信じている。


いつの日か、
あぁあの先生あんなこと言ってたなぁ、
サッカーするために先生辞めてったなぁ、
その程度でも良いから、心のどこかに残ってくれていたらうれしい。


そのためにも、
自分は南紀オレンジサンライズFCで成長し続け、結果を追い求めていかなければならない。簡単に言うと、有名にならなければならない。

本気で、そして純粋に、
教え子たちに、
自分が有名になった姿を見てもらいたいと思っている。それが一つのモチベーションともなっている。


何年、何十年経ったとしても、
一度教師の道に進んだことを、自分で正解だったと胸を張って言えるようにしていきたい。

教え子たちに活躍する姿が伝わるように。
そして、応援してもらえるように。


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最後に。

やはり“人生”の選択に失敗や後悔などないのだと改めて思った。

その時失敗だと思ったとしても
それを未来の成功の糧にしていけばいい。

その時の選択があったからこそ、
今の自分がいるのだと未来で言えたらそれでいい。

『過去は変えることができる』by恩師





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