Part.6【天才科学者はこう考える】〜読むだけで頭がよくなる151の視点〜ジョン・ブロックマン
制約があると創造性が上がる
ー制約充足問題
スティーブン・M・コスリン
制約
問題を解く際、意思決定をする際に考慮すべき条件
制約充足
制約を満たす過程
なぜ制約を満たすという考えが重要か
①問題の完璧な解決策は多くの場合、存在しない
②制約の多い状況に置かれると、人間の創造性は向上する可能性がある
「進化」は試行錯誤の繰り返しによって起きる
ーサイクル
ダニエル・C・デネット
改善、改良の背後にあるのは、いつも試行錯誤の繰り返しである
人間にはあらゆる種の生物を絶滅させる力がある
ーキーストーン消費者
ジェニファー・ジャケ
情報はただ伝達するだけでは必ず歪む
ー誤りの蓄積
ジャロン・ラニアー
伝言ゲームにおいて、一人ひとりは決して嘘はつかず、正確に言葉を伝えようと努力したとしても、途中で次第に伝わっていくのを防ぐのは難しい
人間の認知はあまり当てにできない
なぜ「赤ずきんちゃん」は正確に語り継がれるのか
ー文化的アトラクター
ダン・スペルベル
ハッピーエンドの方が人の記憶に残りやすく、物語に改変が行われたとしても、話を元に戻す力が働く
複雑な状況を単純化する理論
ースケール解析
ジュリオ・ボッカレッティ
スケール解析
線形と非線形、あるいは単純と複雑をつなぐ架け橋としてある程度信頼できるもののひとつ
・物事を単純化させるポイント
①当該の事象に特に関係が深いのはどういう量か
②その時と状況に重要な部分だけにあえて注目すること
目の前の物事のスケールがどの程度なのかを知るだけでも、知らないのとは大きく違う
混沌とした網膜画像が整理される仕組み
ーニュートラルネットワークと隠れ層
フランク・ウィルチェック
科学理論を使って妥当な判断をする方法
ー科学理論
リサ・ランドール
科学理論を利用するときは、その理論がどの程度まで検証に耐えられるのか、またどのあたりが限界なのかを知るべき
異民族間の結婚は子孫の認知能力を高める
ー内集団の拡大
マーセル・キンズボーン
理由:
①内集団の拡大
②雑種強勢
人間の最も素晴らしい能力と恐ろしい能力
ー偶発的な超個体
ジョナサン・ハイト
素晴らしい能力&恐ろしい能力
何らかの困難、脅威に直面した際、それに立ち向かうために臨時に誕生する超個体
その構成員たちは、進んで自らを犠牲にして集団のために奉仕する
平均値を取っても意味がない
ーパレート分布
クレイ・シャーキー
パレート分布
世界中のどの国でも、わずかな数の大金持ちが富の大半を握っているという現象を発見した
80/20ルール、ジップの法則、べき分布など呼ばれる
枠組みから除外されたものは何かと問いかける
ー問題に向き合う姿勢
ウィリアム・カルヴィン
「何が問題なのか説明できない問題」をどう解くか
ー「厄介な問題」
ジェイ・ローゼン
厄介な問題とそうではない問題を区別すること
人が作ったシステムが自然のシステムを侵食する
ー人新世
ダニエル・ゴールマン
人間は危機が差し迫らないと行動を起こさない
ーホモ・ディラトゥス
アラン・アンダーソン
規則は災害が起きてから作られる
私たちの目を覚まさせるのは、目の前にある危機だけ
人は60秒も集中できない
ー科学的思考の重要性
サム・ハリス
自己モデルは存在するのか
ー現象的に透明な表象
トーマス・メッツィンガー
自己モデル
いくつかの情報処理システムが有する内面の表象全般のこと
相関関係は根拠ではない
ーシナカル思考
スーザン・ブラックモア
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