Fintechベンチャーで新規事業企画をやって気づいたスピードの重要性
こんにちは。PaymentTechnology広報担当です。
広報担当である私は2021年1月からこの会社で仕事させて頂いていますが、入社して一番驚いたのはスピード感です。
小さいベンチャー企業なので、広報専任ではなくマーケティングや新規事業企画を経験してきました。
今日は新規事業企画をやって気づいたスピードの重要性について書きます。
入社して仕事をする中で感じたことを書き起こすので、弊社のカルチャーを感じて頂きつつ読んで頂ければ幸いです。
「PaymentTechnologyらしさ」とは何か?
もし、社外の人から「PaymentTechnologyらしさとは?」と聞かれて答えるなら、「スピード感」と答えます。
弊社代表の口ぐせは「今すぐやれ」です。
実際このスピードが会社の文化になっていますし、行動指針としても明文化されています。
私自身、性格的にしっかりと考えてからでないと動けないタイプなので、これに適応するのになかなか苦労しました(というか、現在進行系で苦労しています。笑)。
時には、「さすがにもうちょっと考えた方が良いのでは?」と思うときもありました。
しかし、徐々に慣れてくるごとにこのスピード感に対して一定の合理性があるなと納得感が出てきました。
なぜスピードが重要なのか?理由は3つです。
スピードが大事な理由①:明確な答えがないので考えてもあまり意味がないから
新規事業には、答えがありません。
まあ言われてみれば当たり前なのかもしれませんが、知っているとやってみるでは天と地ほどの差があります。
顧客の需要がどこにあるかもわからないし、どういう訴求をすれば売れるのかもわかりません。どういうプロダクトにすればいいのかはっきりとした答えがないのです。
ましてや今回我々が作り出したサービスは似たようなサービスが他にはない状態でした。
良い成功事例や前例がないので、とにかくググってもまともに参考になるような情報が出てきません。意思決定の上でアテにならないのです。
なので考えてもあまり意味がないのです。
余談ですが、よく古い体質の会社の断り文句として「前例がないからできない」というものを耳にしますが、正直私自身、この言葉を内心結構バカにしていました。
しかし、いざ自分が前例のない意思決定に関わってみると、非常に難しいことがわかります(そういう断り文句を言う人の気持ちが少しわかりました)。
もちろん、やっていて楽しいですけどね!(大事な部分です)
スピードが大事な理由②:軌道修正しながら正解にたどり着けるから
先述の通り、新規事業においては明確な答えがありません。
正解にたどり着きたければ、とにかく試すしかないのです。こうだろうという仮説をザッと立てて、とにかく1つずつ潰していくのです。
試してみると色んなことがわかります。時には自分たちの仮説が全く的外れであることもよくあります。よほどの経験値があれば別だとは思いますが、ビジネスにおいて自分たちの感覚は全然アテにならないことがよくわかります。
とにかく軌道修正です。軌道修正の中で新しいプロダクトが企画されることもザラにあります。
まだ世の中に出せていませんが、今なお社内で企画が進んでいるものも沢山あります(乞うご期待...)。
どれだけ失敗して、どれだけ進んできたか?それがスタートアップの意義があるのではないでしょうか。
スピードが大事な理由③:モタモタしていると業界のルール自体が変革しかねないから
弊社はいわゆるFintechの会社です。
Finance(金融)×Technology(技術)になるような新しいプロダクトを産み出すべく、日々試行錯誤しています。
特に、Technologyの部分に当てはまるのですが、とにかくスピード感が早く、毎月のように新しいプロダクトが生まれますし、ルールも変わります。
あくまで主観ですが、金融ビジネスはゲームチェンジの時代にあるのではないかと日々感じます。
今月も、銀行の振込手数料が値下げになるとニュースが報道されました。
>銀行間手数料にメスを入れたのは公正取引委員会でした。キャッシュレス決済の普及を阻害している要因として銀行界に閉じた全銀システムの閉鎖性、40年以上変わっていない銀行間手数料の高止まりを指摘しました。
記事でも記載があるように、40年もの間変化しなかった仕組みが変えられつつあります。この背景にあるのはキャッシュレス決済の促進です。
銀行業は戦後から急速に発展し、金融業の中心を担ってきた産業ですが、今まさにFintechが業界全体を揺るがそうとしているのです。
このように、業界の動きは非常に早いのが実情です。明日、どんなビッグニュースが飛び込んでくるのかわからない、そんな時代にあります。
弊社も変化する業界と需要に答えるべく日々試行錯誤しています。
新規事業は楽しい
と、ここまでスピード感の重要性をお伝えしてきました。
正直、大変なところも沢山ありますが、お客様から一定の評価を頂き、新たな道筋が見えたときが何よりもやりがいです。
私自身、前職ではルーティーンをこなすばかりで飽き飽きしていた身だったので、毎日違うことをやるのは非常に刺激的です。
ちなみに、弊社は絶賛採用中なので、ご興味をお持ちの方はぜひお申し込みください。2021年7月現在、マーケティング責任者と経営企画を募集中です。
今日はここまで!ぜひスキを押して頂ければ嬉しいです!
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