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いつも他人から否定されている気がします。#ないしょのおはな詩

相談内容(一部抜粋)
自分が思っていることと違うことを言われただけで、「あ、また否定されてる」って思っちゃいます。こちらも傷つけられたと思って、相手を否定する言葉を言っていまいます。それが結局、人間関係をうまく築けない原因になってる気がしてます。実は小学校から高校までいじめられていた経験があって、それもあって人に傷つけられるのが怖く、幼い頃も、父親とうまくいかなかったりして、その辺りが原体験だと思ってます。それで、自分の意見を上手に言うことが苦手な人間になってしまいました。過去を忘れたいです。

前向きに捉えられるような詩を書いてくれたら嬉しいです。

「過去は水に流すもの」なんて言葉がありますが、全然流れませんよね

僕もいい大人になるんですが、幼い頃に父親にビンタされた記憶がまだ鮮明に残っています。自分が何を言って、父親が何を言って叱ったのか、全部言えます。過去は水に流すものなんて言葉がありますが、全然流れませんよね。水に流すどころか、時々、鮮やかに蘇って心を痛めたりもします。
でも、生きてると良い事もちゃんとあるじゃないですか。

あなたは自分の意見を言うことが苦手なのも分かっていて、その理由は昔いじめられていたからだと分かっています。幼い頃に自分を受け入れてくれなかった父親が原因だと気付けています。分かってるあなたなら、あと少しでそれを乗り越えられるんだと思います。

過去の出来事に支配されない未来を作っていく

自分の意見を言えなくてもいいじゃないですかね、まずは人の意見を聞くに徹する。自分の意見を言わないことで、周りの人間の意見を引き出すことに集中する。何か違うことを言われたら「なるほど、それは考えつきませんでした」と言うと決めておく。心の中で後で舌を出したって構わないと思います。過去の出来事に支配されない未来を自分の力で作っていきましょう、ということです。これは自分にも言い聞かせていることでもあります。

あなたにとって、優しい人と生きる

どんな人間が苦手なのか、どんな人間が怖いのかが分かっできたと思います。人生は長いです。それを避けて生きていく術を身に付けることも大事なことだと思います。

あなたにとって得意な人間、優しい人間が必ずいます。その人たちと一緒に手を組んで生きていけばいいんだと思います。

そんな相談者さんには、
こんな詩をお渡ししました。

本企画「#ないしょのおはな詩」は詩集「僕らは、抱き合いながらすれ違う」を購入いただいた方に、無料で詩をつくる企画です。

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