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【イライラする性格を直すには、どうしたら良いのだろう?】

こんにちは。
ペイ・フォワード代表 香瑠(kaoru)でございます。

「またカチンときてしまった…」「イライラしちゃった…」
そんなふうに、自分にがっかりしたことはありませんか?✨

例えば、仕事や家庭でふとしたことで心がざわつく。
「どうしてこんなに怒りっぽくなってしまうんだろう?」と自問自答する。
そして、怒ってしまった自分を責める…。
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

実は、かつての私も同じ壁にぶつかっていました。

感情は大事。だけれど、イライラはイヤ!

今では、そこから抜け出す方法を見つけ、イライラのない穏やかな毎日を手に入れることができています♪

「性格は変えられない…」
「大きな問題じゃないし、このままでもいいか」
そう思って諦めたこともありました。

諦めていることにすら気づいていなかったのかもしれません。

けれど、諦めるなんてもったいない!
人生は一度きり。怒りで曇る日々より、笑顔で満たされた毎日の方を選びたい!と、今では思っています。

現在は周りから、「そんな時代があったなんて信じられない!」と言われ、学生たちからは、厳しいことを伝えても「仏(ほとけ)」なんて呼ばれるほど、穏やかで柔らかな性格になれました。

でも、どうやってこの変化を実現できたのか?

この記事では、私自身が歩んだ道のりを通して、怒りを手放す方法をお伝えします。
あなたの人生を少しでも軽やかにするヒントになれば嬉しいです。

***

「怒っても何も解決しない」と気づいた瞬間
それは、30代のある日のことでした。
ミーティング中、私は失敗をしてしまいます。

課題を持ち帰り、次回までに取り組むことが決まっていたのですが、
なんと私以外の参加者が全員課題をやってこなかったのです。
その瞬間、カチンときた私は冷静さを失い、思わずミーティングルームを飛び出してしまいました。

「今日は何のために集まっているの?」
「やる気がないなら、やらなくていい!」

そんな怒りの感情が渦巻いていました。

でも、一人になった時、ふと気づいたんです。
「私が怒ったところで何か変わるの?」
むしろ、みんなに嫌な思いをさせ、自分も不快になるだけ。
何も生まれない。
その方がイヤだなー。と。

「課題をやってこなかった → では、どう進めるか?」
本当はそれだけの話なのに、怒りの感情が問題解決を邪魔していたんですね。

その瞬間、私は心に決めました。
「この怒りをなんとかしよう!」と。

「ここからは実験である」
実践しないと納得しない私なので、ここから「トライ&エラー」を覚悟で、色々やってみました。

(今から思うと、誰かに教わればもっともっと解決まで早かったな・と思いますがw)

色々やることが前提ですので、いちいち一つひとつ成果が出なかったことを引きずっていられません。
そう。「うまくいかないこと」に、いちいち落ち込まない覚悟を決めたのです。

どうやって考えたかというと・・・「実験」

ここからは、「実験」だと思ってやることにしました。

何かを試して失敗したら、「次に活かせばいい!」
成功したら、「やったね!」と自分を褒める。

実験で、一つひとつの経験を積み重ねて目標達成するイメージです。

実験ですから、出来なくてもOKで、次のステップへの学びだと思うことにしたのです。
そうすると、行動することがとてもラクになりました。

実験思考(命名)めっちゃおススメです。

「怒りの原因を掘り下げた先に見えたもの」
次に向き合ったのは、
「なぜ私はこんなに怒るのか?」という原因の追求です。

相手が憎い? → いや、違う。
相手が悪い? → やってこなかった部分ではそうかもしれないけれど、そんなに怒ることではない。
相手のやる気の問題? → そうかもしれないけれど、やる気は人それぞれだろうなー。

なんて考えていくうちに、とても大事なことに気づきました!!!

あちゃー!
「相手・相手」と言っていて、「自分」の原因に目を向けていなかったー!

自分はどうなんだ?と考え抜いた結果、たどり着いたのは…「べき思考」の存在でした。

「課題は事前にやっておくべき」
「大人なんだから、ちゃんとすべき」

これは、思考グセですから、どんな時にもひょっこり出てきます。

これらの“自分の中の当たり前”が、相手の行動を許せなくしていたのです。

でも、それはあくまで私が作った基準であり、
相手には相手の事情や価値観がある。
その事実に気づくことで、少しずつ「べき」に縛られた怒りから解放されていきました。

今考えると、昔は自分で枠を作っていて、
自分で自分の首を絞めていたんですよね。

実は、私の母は華道の先生で、礼儀に対してしっかり伝えてもらいました。
大いに役に立っていて、それは感謝なのですが、
その分、こうすることが普通。こうあるべきとなったのかと思います。
表裏一体ですね。

「べき思考」を手放すために
その「べき思考」も、どうしたら手放せるのだろうか?と実験です。

このような問いかけを自分にしてみると、
思考を見直すきっかけになりました。

「本当にこれは“絶対にこうあるべき”なのだろうか?」
「相手の状況を想像してみると、別の視点はあるだろうか?」
「この怒りは、私にとって何を意味しているのだろう?」

こうして少しずつ、「べき思考」をほぐしていくうちに
自分に縛りがなくなり、精神的にとてもラクになってきました。

そのラクさと、人間関係が円滑にいく楽しさを覚えてしまったので
もう元には戻れません。

そして、ひとつずつの怒りをクリアしていくうちに
これも自分の中に積み重ねられ、怒らない体質へと変わっていったのです。

昔は何かあるとすぐにカチンときて、イライラしていた毎日だったのに
おかげさまで、今めちゃめちゃ楽しい毎日です♪

「普通はない」
いままで自分が普通と思っていることは、自分の普通であって、
相手の普通ではないこと。
そもそも「ものさし」が違うこと。
に気づきました。

とはいえ、頭でわかっていても直ぐには出来ません。
最初に私が優先して行ったことは、まず自分を冷静に戻すこと。

感情に流されると、いくら「べき思考」をやめようと言っても、
それすら考えられませんからね。

そのために行ったのは・・・

怒りを手放す具体的な方法
怒りを冷静に切り替えるため、あみだしたのが「童謡メソッド」です。

カチンときた瞬間、心の中で童謡を歌います。
私の場合・・・

🎵「かーらーすーなぜ鳴くの~」

不思議なことに、童謡を頭の中で歌うと怒りがスーッと消えていくのです。

なぜ効果的だったのかというと、童謡のゆったりしたリズムや歌詞に意識を集中させることで、
怒りの感情から距離を置けるからではないでしょうか。

怒りを鎮めれらるようになったことで、以下のような変化がありました。

対話がスムーズに:「冷静さを失わず、相手の話をじっくり聞けるようになった」
ストレスが軽減:「怒らないことで、自分自身の心もとても軽くなった」
信頼関係の向上:「怒りに振り回されなくなったことで、人間関係が良好に」
そして何より、自分に自信が持てるようになりました。

だからこそ、私は今「べきに捕らわれず自由に我がままに生きよう!」を軸に、皆さんの背中を押しています。

***

あなたも試してみませんか?
もし、あなたもイライラに悩んでいるなら、ぜひ自分に合ったリセット方法を見つけてみてください。

好きな歌を心の中で歌う
深呼吸をして気持ちを整える
怒りの背景にある自分の考えを探る
小さな一歩を積み重ねるだけで、怒りを鎮めるチカラが身についていきますよ。

ちょっとした工夫で怒りを鎮められるようにできれば、
今思っているよりも数倍穏やかな毎日を送れるようになります。

そしてもし、「一人では難しい」と感じたら、ぜひご相談くださいね。
一緒に解決策を探しましょう!


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