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坂口 恭平『隅田川のエジソン』

自由とは、常に考え、行動することである。忙しさにかまけて思考停止するすでにAI以下の人間がはびこる現代に、頭をフル回転させている人はどれだけいるだろう。

隅田川沿いに住むホームレスを題材に、事実をもとに描いた小説。面白すぎて一気に読んだ。ホームレスになる必要はないけれど、一度切りの人生を、真面目に生き抜いているか、読みながら考えてほしい。

館山の無店舗古書店「思惟丈」で見つけた本。ここの店主は寒い冬をポップアップ温室で乗り切ろうとしている。自分が今、何をすべきか、そのために必要なことは、他人の目を気にして決めることではなく、自らの意思で決めることだ。


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paxi
パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。