鋸南ユニバーシティ
さっき、PAX Coworking Gotandaに参加するために歩いていて、林試の森公園を通過しているときに急に頭に浮かんだのが
KYONAN UNIVERCITY
という言葉。僕が、ここ数年の生活の半分を過ごす鋸南町には、小中学校が1校ずつしかない。過疎化する前から、高校はない。大学はもちろんない。
「◯◯大学」というのをつくるブームがあり、最近あまり聞かないからブームは去ったのだと思う。きちんと継続しているところもあるだろうが、僕の周辺には近年聞こえてこない。その「◯◯大学」の鋸南版をつくろう!・・・とは全く思わない。
それどころか、別に何か教育とか生涯教育を考えていて思いついたわけでもない。ただ、言葉が出てきた。
CITY
鋸南はcityでなくtownだろうと思う。念の為、cityとtownの違いを調べた。
明確な定義というより感覚値。そして、くだらない施設が多い方がcity? 日本だと人口1万人ぐらいの密集地だとcityかなと漠然と思ったけれど、国によっては1千人もいれば十分にcityという主張も。
鋸南は人口7千人弱、猪鹿猿の遊び場が年々充実している自然との共生cityと呼ぶことができる。ということにしよう。
UNIVERSITY
universityの語源はuniverseかなと思ったが、そうでもないという説もある。
この引用元の記事が「 unus (ひとつ)+versus (方向を転換すること)」ということにもついて書いていて、興味深いのでリンクを辿ってください。
そして、「語源はともかく、universityは“方向を変える”、“違う発想をする”ことが学べる場であるといいな…と思います」ともおっしゃっていた。
・人生の方向を変える
・違う発想をする
・学べる
僕が鋸南でやっている「鋸南エアルポルト」も「パクチー銀行」は、まさにそういう場所だ。
「コワーキングなんて関係ない」と思い込んだ知人・友人たちも、月例交流会で次々とコラボレーションを生んで、そこらへんのコワーキングよりも頻度もレベルも高い「創造性の連鎖」を積み重ねている。
UNIVERCITY
というわけで、人生が変わる・発想が変わる・文化がある・知的好奇心が飛躍的に高まる。鋸南町は、そういう素敵な場所ですというのを一言で表したのが「KYONAN UNIVERCITY」だ。
UNIVERSITYではなくUNIVERCITY。中身はこれから、ゆっくりつくりましょう。