イロガミサマの世界/ポーポーの書籍を楽しんでいただくために
ポーポー・ポロダクションは色彩関係の書籍を何冊か出させていただいていますが、その背景に「イロガミサマ」という色の神様がおります。この世界観を知っていただくと、よりポーポーの書籍を楽しんでいただけるものです。イロガミサマのことを知っている方も初めて聞いた方も、この世界観を楽しんでいただけると幸いです。
登場書籍
「色と性格の心理学」(日本文芸社)
「決定版 色彩心理図鑑」(日本文芸社)
「色神さまと色のひみつ」(PHP研究所)
「色と性格の心理学2(仮)」2024年9月発売予定(日本文芸社)
イロガミサマは色をつかさどる神様で、赤の神様、黄色の神様、青の神様とそれぞれ色ごとに神様がいらっしゃいます。
○アカガミサマ
アカガミサマは、イロガミサマの中でも歴史が古く、古代から人間と関わっていたと推測されている赤をつかさどる神様です。イロガミサマのリーダー的な存在としてイロガミサマたちを仕切ることもあります。正義感が強く行動派。困っている人を見るとついつい助けてしまうが、若干やり過ぎるところがあります。毒舌気味なので、コンプライアンスの関係で最近なかなか人間界に姿を見せなくなってしまいました。世界中で見られる古代人が顔に赤い顔料を塗る慣習は、アカガミサマの真似をしてのものと考えられています。ただし、本人が言っているので信頼性は不明です。
○キガミサマ
色を使ったイタズラ好きで、明るくてよくしゃべる王子様キャラのキガミサマ。イロガミサマの中では新しい存在で、末っ子的に他のイロガミサマたちからも可愛がられています。イロガミサマは瞬時に色を作れたり、色を変えてしまうことができる能力を持っています。
○アオガミサマ
シャイでなかなか人の前に姿を現さないイロガミサマ。話をするのも得意ではなく、いつも何かの陰に隠れて、色がうまく機能しているか人間界の様子を見ている。担当する色も水色から青系全般と幅広く、そのため色に関する知識はとても豊富です。紫陽花などの青い花をよく見ると中で寝ていらっしゃることもあります。
○ミドリガミサマ
癒し系イロガミサマのミドリガミサマはイロガミサマの中でも自由な存在。自然界の中で見かけたと思ったら、緑色の帽子をかぶって家で絵を描いたり、お茶を入れて飲んだりしています。身に覚えのないカップが置いてあるのは、もしかしたらミドリガミサマかもしれないです。言葉の語尾に「ドリ」を付けて話をするのが特徴的。
○ダイダイガミサマ
橙色をつかさどるイロガミサマ。明るく優しい性格で、近くにいるだけで気持ちが前向きになる。頭には太陽神からいただいた太陽の化身ポロンが飾られており、情熱の炎となって燃え上がる。だいだい、いや、だいたいいつもオペラを歌っている。その歌声はさらに人の気持ちを明るくする。セイレーンとは歌仲間。
・イロガミサマの物語(序章)どなたでも読んでいただけます
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