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2024行動経済学のオンライン勉強会動画
コロナや世界的な物価高、そして経済不況の影響を受けて多くの人の経済活動に小さく変化が現れてきました。「経済」なんていうと金融関係や一部のビジネスマンが使うもので、自分とは縁がない話と思っている人は多いかもしれません。いや、いや、いーや、いや、いーや、みなさんの生活を支える給料は経済を抜きには語れませんし、幸福感や恋愛、子育てに関しても大きな影響を及ぼします。経済は私たちにとって身近な存在といえます。人生そのものに大きな影響を与える経済を学ぶことの重要性は日々増しています。
経済学で語られる「人」は、合理的に考えて行動し、判断ミスもしないという前提があります。最適な方法があれば迷わず最適な選択肢を選びます。
しかし、実際はどうでしょう?
たとえば、交通費を使っても遠方の安い商品を買いに行き、せっかく出かけたついでにと無駄なものまで購入してしまいます。
人のこうした不合理な判断、行動のメカニズムを知るのが行動経済学です。不合理の中に一定の法則や傾向を見つけ、日常生活に役立てようとするものです。心理学の影響を強く受けた経済の話だと考えるとわかりやすいと思います。ビジネスのヒントになるだけでなく、自分を知ることにもつながるとてもおもしろい学門といえます。行動経済学は近年の15年で3件のノーベル賞を受賞し、今、もっとも注目される学門のひとつです。
もっとも得をする選択肢を選ばなかったり、イメージの影響で確率を間違うなど、人は不合理な判断をしてしまうことがわかっています。これを「ヒユーリスティックス」による「バイアス」と呼んでいます。ヒューリステックスは、日本語にすると「経験則」「近道」のことです。この直感的な思考から生まれるヒューリスティックスは、非合理的な判断をすることがあり、この思考の「偏り」が「バイアス」です。特に「バイアス」はいろいろな場所で最近、よく聞くようになりました。偏りが生じている場合「バイアスがかかる」と表現します。知っておきたいワードの一つです。
また、ポーポー・ポロダクションがおこなったスーパーマーケットでの行動経済の実験を紹介したところ、大変多くの方から「それは面白い」「詳しく知りたい」という話を聞きましたので、行動経済学の基礎的なもの、最新の話題と一緒に私がここ1年近く消費活動の前線で感じてきた経済の話・実験の話を心理学な視点からしたいと思います。色の視点からの話もあります。
8月10日(土)におこないました行動経済学のオンライン勉強会の解説部分を動画にしております。参加できなかった方はよろしければこちらをご覧ください。
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ポーポー「魅惑の心理」マガジン
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