パウレタの建築学科日誌6~アートか建築か~

「私はちょっと評価はできないかな」
ウエサカ先生はカザマくんの作品を見ながら言った。ぼくの大学は、卒業設計というものを制作して論文がわりに発表することで卒業できる。今は発表会の後に教官陣と学生が設計作品について議論を重ねるポスターセッションが行われていた。

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