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その時々を刻む曲

朝起きたら、特定の音楽が頭の中をながれていることがありませんか?
ほとんど人が、そんな経験をしているようです。

その現象をイヤーワーム(ディラン効果)と呼ぶそうです。

最近(今は、12月)は、クリスマスソングが頭を流れることが多いのですが、
突然、何の脈絡もなく音楽が流れてくることがあります。

9月、お世話になった組織を離れることにしました。
その時に流れてきた曲が、Septemberです。
僕は原田知世が大好きなので、原田知世版を共有しますね。

同じ、失恋の曲なのですが、
リピートしていたのが
この歌の最後の部分なんですよ。

”私ひとりが傷つくことが残されたやさしさね”

詳しくは割愛しますが、ちょっと悲しい事情で、仕事を離れたんですよね。
そんな時、この曲がリピートしていました。

振り返ってみると大切な時に、いつも音楽がありました。
初めて買ってもらったレコードは、
「およげたいやきくん」でした。
この曲のB面の一本でもニンジンを聞きながら弟と踊って、
踊ると、針が飛ぶんです。レコードの針が。
(若い方は絶対にわからない感覚だとおもいますが)

母は、教会のオルガニストをしていて、よく練習していたのもわきで聴いていました。新しいエレクトーンが来た時に、いろんな音がでるエレクトーンに感動しつつも、僕はさっぱり鍵盤ものはできなかった。両親は、少し習わせたいとは思っていたかもしれませんが、そんなことは一切言いませんでした。

自分のお金(といってもお小遣いですが)で初めてかたレコードは、中森明菜のベストアルバム。その後、ポップスの楽しさを友人が教えてくれて、輸入盤をよく買いに行きました。
学校祭で、友達がギターを弾いていて、その時にしびれた曲が長渕剛のStay Dreamでした。
そのStay Dreamを聞きながら、受験勉強をしたのです。

まだまだ、少年だったので、さっぱり意味が分かりませんでしたが、
「尽きせぬ自由は がんじがらめの不自由さの中にある」
この言葉の意味が少し、今はわかります。



あきらめないで、Just Like a Boy
人はみんな手探りしてでもStay Stay Dream

ここを聞くと、今でも夢に向かって、勉強していたことを思い出します。
(大学に入ることが夢ではなかったんです)

社会人になって、
僕は迷走していました。いろんなこと、いろんなもの、よさそうなもの、
首を突っ込んでました。想いの通りにならない人生に。
その時に、勇気をもらっていたのは、THE イナズマ戦隊の応援歌。


何事も本気になれない、自分を鼓舞するために。もし、何か、表彰式をやるときに、僕が流していきたい曲の一つに決めています。

「汗臭い歌が好きだよね。私は無理。」と妻にいわれることもあります。
確かに、サンボマスターとか、竹原ピストルとか、怒髪天とか、ウルフルズとか。。。。好きかも。。。。

いや、そんなことはないんですよ。ほかの音楽も結構好きです。
最近、ちょっと聞いて切なくなっているのはこんな青春の曲です。

点描の唄
「限りある恋だとしても出会えて幸せです。」

最近、いろいろなきっかけで、いろいろな方々と出会う機会がありますが、いつも出会えて幸せです。という想いをもっています。限りある関係にはなりたくないですけどね。

人とは、なんらかの事情があって、離れたり、音信不通になったり、もう手が届かないところに相手が行ってしまったりしますけど、
この国にいる限り、音楽はいつもそばにおいておけるのではないかなと思います。

昨日、ある方と話していて、
音楽と匂いは、
その時の思い出を呼び起こすよね。
なんてお話をしていました。

この記事の最後に、ぜひ紹介したい楽曲があります。
これだけはみんなに聞いてほしいです。
The Greatest Showman という映画が僕は大好きなのですが、その挿入歌のThis is me
という曲。
“これが私!”と自分を肯定する「This Is Me」は、なかなかコミュニティに入りきれない疎外感を感じている人々を勇気付ける歌詞になっています。僕はそんな人たちを勇気づけるチームを作りたいのです。



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