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ネパール仏教のコミュニティに住んで・お香
私はネパールのネパール仏教のコミュニティに住んでいます。
このエリアに住んで7年ぐらいですが、ごく最近気づいたことが1つあります。
お線香。
お線香は日本に住んでいた時自宅の仏壇に使っていたものが毎日香。
ネパールではざっくり2つあります。
チベット仏教のお香とヒンドゥー教のお香。
日本のアジア雑貨の輸入販売のお店で買えるジャスミンはラベンダーの香りはインド産が多くて、宗教で言うとヒンドゥーの祭壇に使われます。
チベット仏教のお香は形状は日本のお香に近く上から下までお香です。香りをどう表現すればいいのかわかりませんが薬草を燃やしたような香り、、といえば伝わるでしょうか。インドのお香がジャスミンの香りと解るのに対してチベット仏教のお香は目指した香りが不明で何種類かの渋い香りを混ぜて作ったんだろうなという感じです。香水の延長のような香りではありません。
大きめな集合住宅に行くとドアの内側から漏れてくる香りでチベット仏教のご家庭だわと解ることがあります。
そこまで解っていて、では今住んでいるエリアはどのお香かな、、、と最近気にしました。チベット仏教のお香ではなくヒンドゥー教と同じ香水の香りをきつくした感じのお香でした。ネパール仏教は背景が独特です。
詳細はこちらhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BB%8F%E6%95%99
インド留学時代は仏教とヒンドゥー教コミュニティは確実に別でしたがネパール仏教(ネワール仏教)は混じっていて曖昧です。
ただ、サキャの名字なら仏教、シェルスタならヒンドゥー教と名字で別れてはいます。
お香はヒンドゥー教で使われているものが、ネワール仏教でも使われています。
街全体がヒンドゥーの聖地パシュパティナートやインドのハリドワールのようにお香の香りで充満しているわけではありません。
ビハールというコミュニティにふっと入ってコンクリートの卒塔婆(ストゥーパ)の割れ目にくっと差し込まれているお香からふわっと香ります。