不妄語戒(嘘をつかないこと)
盲目:何かに夢中になり、理性の判断ができないこと。
理性:ものの分別をすること。
つまり、何かに夢中になり過ぎたことにより、理性を失うわけだ。
理性を失ったら動物と同じ。
人間は蛇から知恵を与えられた。
知恵は理性を司る。
最初の人間、アダムは知恵を与えられたことにより嘘をついた。
知恵をつけたことでものの分別が分かり、理性を司った。しかし、初期の人間は知恵を悪知恵に使った。
なので初期の人間から理性を失っているのである。
だから、それに続く私たちは理性を失った人間の末裔ということだ。
だから、私たちはボンクラ、ポンコツな訳である。
ただ、人間を創ったのは神であっても、ポンコツ、ボンクラになったのは、蛇に巻かれたからである。
蛇に巻かれる、憑かれることによって邪念(蛇念)が発生しアダムは嘘をついたのである。
現世の最初の罪が妄語になる。
妄語とは、嘘をつくことだが、その語源は、女に目がくらんで道理が見えない状態で発する言葉とある。
アダムはイブに勧められて知恵の実を食べた。
しかし、食べてはいけないとされた知恵の実を食べたことが神に知れ、アダムはイブが勧めたからと責任転嫁してしまう。
本来は勧められてそれに同意した形でアダムは食べているわけだから、イブのせいではなく、自らの意思により食べたわけ。
それをイブのせいだと嘘をついたことがこの世で最初の原罪になる。
アダムはイブの誘いに乗って食べてならぬ知恵の実を食べた。
それはアダムがイブに目がくらんでいたからだろう。
最初の人間アダムはイブができたことで喜び仲睦まじかった。
故にイブを溺愛していたのだろう。
そんな相手から誘われたら乗っかるのも無理はない。
責任転嫁とは、責任を嫁に転ずると書く。
こう考えたら、責任転嫁の語源はアダムとイブのことを指しているのだろう。
神が創った人間には実は欠陥があったと言われたりする。
その欠陥が精神の未熟さである。
蛇は人間の未成熟なところを突いて(憑いて)騙したわけである。
なので蛇に憑かれる(巻かれる)と嘘をつき騙すわけである。
この世を嘘の世界にして支配しているのも蛇。
この世で幅を利かせているものは総じて蛇か蛇に巻かれている者。
世の中のインフルエンサーとかもこの類。
皆さんお気をつけあれ!