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【読書サークル】パパ必読!!育児・家事おすすめ本!!(2023年5月定例会)
パパ育読書サークルです!
今回は、2023年5月の定例会で上がった本について紹介します。
定例会は、要はサークル内の雑談会でして、本にまつわる雑談や翌月のイベントについてゆる〜く話しています。
5月のテーマは、こちら
育児・家事・家庭におすすめの本!!
各サークルメンバーからさまざまなおすすめ本が出てきました。
現役パパがパパにおすすめする本をご紹介しますので、皆様もご興味が湧きましたらぜひ手に取ってみてください。
いい子に育てると犯罪者になります(岡本茂樹)
初っ端から飛ばしてますね!!
うちの子はいい子だなと思ってた、そこのパパ、ママ、ドキッとしませんでしたか?
タイトルこそ茂樹的刺激的ですが、子育てで大事にすべきことが書かれており、育児の参考になる本なのです。
著者の岡本茂樹氏は、刑務所での更生に携わったこともある臨床教育学者だけにその説得力は抜群です。
いい子にさせようと子どものことを縛ってしまっていませんか?
子どもには適切な愛着、子ども自身を認めるが必要であることを説く、これも一つの育児書なのです。
子どもが体験するべき50の危険なこと(Gever Tulley、Julie Spiegler 訳:金井哲夫)
これまたぶっ飛んだタイトルの本が出てきました(苦笑)
それにしてもオライリーはこんな本も出してたのか…(※オライリーはIT書籍で著名な出版社です)
子どもって危険なことしますよね。
ヘアピンをコンセントに突っ込んだり、ベランダの柵よじ登ったり…
いやはや子どもの様子を見る親はいつだって気が気ではありません!!
しかし、それらの危険は全て排除すべきものでしょうか?
親の監督下で多少の危険を敢えて冒すことで、本当に危ないことを知る、その対処を知る。それもまた教育ではないでしょうか?
本書はそんなコンセプトの書籍で、「ナイフを使う」など親子で行いたいコントロールされた「危険」について紹介された本です。
夫が知らない家事リスト(野々村友紀子)
やっとそれらしい家事の本が出てきました笑
このnoteを見ている人の多くはパパでしょうか?それともママ、あるいは通りすがりの人?
とりあえずパパということにしておきましょう。
さて普段やっている家事を指折り数えてみましょう。
掃除、炊事、洗濯etc…いくつ上がったでしょうか?10本の指で足りましたか?
では、この本で紹介されている家事の数は幾つだと思いますか?
なんと二百十数種類もの家事がリストアップされているそうです。
(あ、1023までは10本の指で数えられますよ、ちなみに)
「名もなき家事」とネットではよく言われますが、そうです、パパが普段意識しないだけで、家の中は家事に溢れています。
掃除や炊事に限らず、濡れた傘を干す、麦茶を作っておく…一つ一つは小さなことかもしれませんが、それも積もると結構な量になります。
あなたの気づかないうちにひっそりと奥様がやっている家事があるかもしれません。
そんな気づきを与えてくれる良書です。
また著者の野々村さんの語り口が面白いのもオススメポイントですね♪
妻のトリセツ、夫のトリセツ(黒川伊保子)
2冊合わせてのご紹介です。
著者は脳科学者・AI研究者の黒川伊保子氏。
親の心子知らずならぬ、妻の心夫知らず、その逆もまた然り。
これは下手に私が紹介するより、講談社の内容紹介が面白いので抜粋しながら紹介します。
理不尽な妻との上手な付き合い方とは。
女性脳の仕組みを知って戦略を立てよう!
初っ端からジャブをノーガードで食らった感がありますね。
夫からすれば甚だ危険で、理不尽な妻の怒りだが、実はこれ、夫とのきずなを求める気持ちの強さゆえなのである(俄には信じ難いが)。
もはや言いたい放題である。
で・す・が、やっぱり好きで一緒になった奥様、この先何十年も一緒にやっていきたいですよね。
妻のトリセツには、そんな愛すべき奥様のことが脳科学の知見をもとに書かれており、まさに取説!
理不尽も理由がわかれば可愛くみえ……ない、かも?…ですが、より良い夫婦関係を築くためのヒントはたくさんです!
また紹介してくれたパパ曰く、意外とオススメなのは、パパが「夫のトリセツ」を読むことだそうで。
女性目線から見た男性像が見えて、これもまた参考になるそうです。
イクメンの罠(榎本博明)
さて、これが今回の紹介の最後になります。
イクメンの罠。新書ってキャッチーなタイトル多いですよね。
タイトルで売れ行き変わるんでしょうね。
この本はタイトルもさることながら、帯文句が振るってまして。
子どもが3歳になったら、“イクメン”を卒業して“父親”になりなさい。
イクメンというキーワードが登場して久しいですが、この本では原点回帰(?)して「父親」になりなさいと説きます。
キーワードは「父性」です。
甘やかされた子ども、叱られなかった子ども、間違っていることをたしなめられなかった子どもはどうなるか?
自立できなくなるのです。なぜなら自分の中に判断基準がないから。
それがしていいかどうかわからない、それでいいのかわからない。
だから、何かあったときに迷う、自分で決められない、流されてしまう。
最近の若者は叱られ慣れていない、打たれ弱いというと年長世代の繰り言のようにも聞こえますが、本書はそうした若者の風潮に警鐘を鳴らしています。
「父性」は、子供にとっては理不尽に思えても、人として大事な社会規範や自分を律するよう躾けるものと本書では説かれています。
定例会では、先に挙げた「いい子に育てると犯罪者になります」と真逆のことを言っているのではないか?いや、適切な自立心を育てることが必要という意味では、本質的には同じことを述べているのでは?
と、さまざまな議論が繰り広げられました。
パパ育としては、ぜひ両方の本を手に取って、ご自身はどうしたいかを考えるきっかけにしていただければなと思います。
最後に
さてこれにて読書サークルの2023年の定例会で挙げられた本の紹介は終わります。
これを見てパパ育の読書サークル、ちょっと面白そうだなと思った方、ぜひこちらの申し込みフォームよりパパ育へ参加申し込みをしてください。
読書サークル以外にも楽しいサークルがたくさんありますよ。
最後に一つ宣伝です。
読書サークルでは来月、6月8日(木)22:00より絵本を題材にしたビブリオバトルを企画しております。
絵本を紹介する人、イベントを見る人、どちらもまだまだ大募集しておりますので、よろしければご参加ください!!
お申し込みはこちらです
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