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yieldモニターセッションご感想18(ピアノの演奏・講師をされている方)

1回目仰臥位

セッションが始まる前、馬渕さんが立つ位置を決められる時に左側に立たれるのと右側に立たれるのとで、馬渕さんとの距離感や声の聞こえ方も違ったことに驚きました。私にとっては左側に立っていただくのが心地良く、遠いところに馬渕さんが立っているような感じでとても広い空間を感じました。

セッション中は実際には触れられていないのに、温かい空気で包まれていくような感覚があったり、時にはビリビリと刺激を感じました。刺激を感じた時も嫌な感じはありませんでした。

途中から眠たくなってきて深く眠っていた感覚です。時間がどれくらい経ったのかわからないくらい、時間の感覚も忘れていました。

起き上がって足を床につけた時、足の裏全体がしっかりと、ぴったりと床につけられて、自分が足で(脚で)しっかり立っているんだ!と実感できました。それまでは肩や背中の凝りや張りが気になっていましたが、その上半身の凝り固まった存在を忘れるくらい、下半身の存在が自分にとってとてもリアルに感じられました。

帰りの電車の中や帰宅してからはすごい眠気に襲われてたくさん寝ました。

夕方からの仕事のために起きましたが、寝起きはとてもすっきりしていました。

ピアノも弾いてみましたが、体の中に空間ができたような、何ともいえない軽さがありました。

歩いている時に呼吸がしやすくなったような感じもあります。


2回目側臥位

今日は2回目の側面のセッションでした。横になりやすい方に体を倒してください、というところから始まり、私は左向きが倒しやすかったので、この姿勢が楽に取れるように足の下にクッションを置いていただいたり、胸に柔らかいクッションを抱いたりしました。

セッションが始まると、考えようとしないのにいろいろな考えやいろいろな想い、今日はこの後どこに行って、など様々なことが頭の中に浮かんできました。今日は眠くならないのかな、と自分でも思いながらも思考が次々と勝手に出てくる感じでした。

体にそっと触れられるのも心地よく、馬渕さんの手が離れた後も柔らかく触れてもらっている感覚もありました。

しばらくすると、両脚の太ももあたりが「ググッ」というか「ククッ」と広がる感じがして、初めての感覚だったのでおもしろかったです。

筋肉が緩んでいるのかな、と分かりましたが、今まで筋肉が緩む時は「ダラーッ」とほぐれるような感じをイメージしていたので、今日の筋肉の動き(私の意思とは全く関係なく、いろいろなタイミングでググッと段階がはっきり分かるように広がる動き)は新鮮でした。

このように感じているとすっと眠りに落ちて、それがどのくらいの時間だったのかは分からないのですが、目が覚めたらさっきまでいろいろ考えていたことをきれいにすとんと忘れていました。とてもさっぱりした気分でした。

左向きの体勢から右向きの体勢になりセッションが始まり、左向きの時よりはググッという動きは少しだけ減った感じはありましたが、同じような筋肉の動きを感じました。左向きの時よりもいろいろ考えずに、またそれほど眠くならずに心地よく自分の体と馬渕さんに触れられることをただ感じていました。

セッション後に脚を地面につけて椅子に座った時に、足の骨がしっかり垂直に立てている感じがしました。(むだに曲がっていないというか、骨がしっかりと支えてくれているけど、力は入っていなくて軽快に歩けました。)

首も左右に動かしてみると、セッション前よりも詰まりがなく、よりスムーズに動かせました。

セッション1回目のすっきり感とはまた少し違った爽快感みたいなものがあります。

3回目伏臥位

3回目のセッションを受けました。セッションの前に立った状態でいろいろとおしゃべりさせていただいた時に「ここのお部屋だとしっかりグラウディングができている」ことに気づき馬渕さんに伝えたら、体がお部屋を覚えていて、以前来た時にグラウディングできたことを体が思い出してそのようになっているかも、と教えていただき、とてもびっくりしました。
と同時に、体は私が意識していないところでも確実に変わっていっているんだなと嬉しくなりました。

今日のセッションはうつ伏せで顔を右に向けて寝て、その後は顔を左に向けて寝ました。
顔をずっと右や左に向けているのに、ベッドと胸の間や腕の下にタオルを敷いていただいたお陰もあったのか、苦しくなったり痛くなったりせずに過ごせました。
セッションが始まると1,2回目の時よりも早く眠りに落ちました。眠り方も深くすとんと落ちるように眠れました。時々馬渕さんが体に触れている感覚はあったのですが、触れるか触れないかくらいで、自分の体に膜が張ってあって、その膜をやさしく触れてくれているような感覚でした。
2,3回は意識が戻ったのですがすぐにまた深く濃く眠ったような感じでした。
ですが、馬渕さんから声をかけられるタイミングでちょうどよく私も目が覚める感じが、本当にぴったりなタイミングすぎてそれも不思議でした。(右向きの体勢から目覚める時も、左向きの体勢から目覚める時も、声をかけられて目覚めたという感じではなかったのが不思議でした)

これまでもセッション中に眠ってしまうことはありましたが、普段の睡眠とは質の違う眠り方で、時間が長いのか短いのかも分からない、深さと浅さとか、濃さと浅さみたいな眠り方ができるのがおもしろいです。
眠っている間に体が動いていたようですが、自分では全くわからなかったです。

セッションが終わり立った時に、セッション前とは全然違う立ち方ができたことにも驚きました。
セッション前もグラウディングしている感じはありましたが、セッション後の方が腰から下全体が太い大木のようなどっしりとした落ち着きというか安心感がありながら立っているようでした。
セッション前は、脚2本が真っ直ぐ地面にぴったりくっついて立っていて2本の脚と足裏を意識できたのに比べて、後の方が下半身全体がゆったりとして全部が下にどっしりと落ちていて、自分の体の中に安心できる場所があって、その分上半身の意識は薄くて軽くて、今まであった肩や背中の張りはなくなっていました。

頑張って歩く、頑張ってきれいに立つ、みたいな前のめりな意識ではなくて、自然にゆったりと立てたり歩いたりできました。

セッションも毎回違う発見がたくさんあって、この積み重ねがどのように次に繋がるんだろうとまた楽しみになりました。

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