pasゆき「応援するMLB球団?メッツ一択です」【メッツ2022年戦力分析】
こんにちは、pasta(@pasta_lgm)です。
ロックアウト等のゴタゴタはあったものの、無事開幕を迎えることができそうなMLB。今年も様々な熱戦が繰り広げられると思うとワクワクしてきますね!
その中でも他の追随を許さない本物のエンタメを提供し続けるニューヨークメッツの2022年について分析していきます。
オフの主な補強と所感
今オフ補強最大の目玉はマックス・シャーザーでしょう。3年130Mとかなり高額な契約になりますが、それに見合った実績と実力を持った唯一無二のMLB史上最強投手です。ジェイコブ・デグロムとのダブルエース体制は、間違いなくMLB史上最強と言えます。
また、アスレチックスとのトレードでクリス・バシットを獲得したことによりローテーションのさらなる強化に成功しました。
リリーバーのオッタビーノは実績十分ですが、36歳とやや高齢でパフォーマンスも下降気味なのが気になるところです。
野手の補強はメッツにしては珍しく、手堅い補強を展開しました。メッツは0か100みたいな選手を好む傾向にありますが、エスコバー、カナ、マルテは70から80をコンスタントに出せる選手なので、安定した活躍を期待できます。
ショーウォルターは監督界のレジェンドで、メジャー愛好家の林修氏が大絶賛していたので、今頃メッツファンになっていると思います。
pasta的2022年のポイント
1.とにかく怪我人を抑える
毎年怪我人が多発して散っていくメッツなので、怪我人0とは言いませんが、怪我での戦力流失は最小限に抑えなけばなりません。ショーウォルターはベテランなのでしっかりと選手を管理してくれると信じています。
2.昨年不調の選手がどれぐらいやれるか
メッツは好不調の波が激しい選手が多いため、オフの補強は安定した活躍が見込める野手を中心に獲得しました。しかし裏を返せば、大爆発を期待できるような選手ではないため既存の選手たちで導火線に火を点けるしかありません。やはり鍵を握るのはフランシスコ・リンドーアでしょう。
3.ネームバリューは悪くないが、不安要素の多い投手陣
名前でごまかしている感はありますが、ここ最近安定したパフォーマンスを残せている選手は限られてくるため、実績ある選手の復調か若手選手の飛躍が必要不可欠です。
総評:穴を埋めようとする努力は見えるものの、多くの不確定要素を抱えている
正直なところ、昨年ワールドチャンピオンにも輝いた同地区のブレーブスがうまく補強したため、むしろ差が開いたように見えます。またフィリーズやマーリンズも積極的な補強を展開している点は見過ごせません。
例年よりマシとはいえ、相変わらず0から100まであり得る博打的なチーム構成なので、地区優勝もあり得ますし、最下位の可能性も否定はできません。今年こそ頼みますよ。
2022年開幕ロースター
開幕スタメン
キャッチャー ジェームズ・マッキャン
121試合 打率.232 10本 46打点 OPS.643
昨年はやや打撃が低迷したものの、キャッチャーとしての能力は高い。打棒が復活すればかなり打線に厚みが増すので期待している。
ファースト ピート・アロンゾ
152試合 打率.262 37本 94打点 OPS.863
デビュー後の2019年以降に放った本塁打106本はMLB最多。不快低迷する野手が多い中、コンスタントに打ち続けるメッツの希望の星。
セカンド ジェフ・マクニール
120試合 打率.251 7本 35打点 OPS.679
性格に癖があり、リンドーアと揉めるシーンも。昨年は天才的なバットコントロールも鳴りを潜めた。
サード エドゥアルド・エスコバー
146試合 打率.253 28本 90打点 OPS.786
ファースト、セカンド、サードを守る高いユーティリティ性に、安定した打撃成績。今年もどうせ怪我人が多発するので、本当に貴重な存在。
ショート フランシスコ・リンドーア
125試合 打率.230 20本 63打点 OPS.734
球界屈指のスーパースターもメッツにかかればファンに向かってサムズダウンをかます荒くれ者に大変身。今年はチームを勝利に導いてください。
レフト マーク・カナ
141試合 打率.231 17本 61打点 OPS.745
かなりホームベース寄りに立つため、昨年はリーグ最多の27死球を受けた。メッツに染まり、そのまま病院送りにならないことを心から願っている。
センター スターリング・マルテ
120試合 打率.310 12本 55打点 47盗塁 OPS.841
ファンからの愛情()という重荷を背負っているため鈍足が多いメッツには珍しい足が使える選手。待望の打って走って守れる右打ちのセンター。
ライト ブランドン・ニモ
92試合 打率.292 8本 28打点 OPS.838
MLB屈指の選球眼を持ち、通算でも.393という高い出塁率を誇る。フロントからの評判も良く、契約延長の噂もあるがとにかく怪我が多い。
DH ドミニク・スミス
145試合 打率.244 11本 58打点 OPS.667
2020年にOPS.993と神がかり的な成績を残したものの昨年は低迷。今年はSTでも調子が良いので期待できる。
控え野手
トマス・ニド キャッチャー
58試合 打率.222 3本 13打点 OPS.588
活躍すると、ポケモンのニドキングの顔にニドの顔を貼り付けただけの雑コラをファンたちが楽しそうにツイートする。
ロビンソン・カノー セカンド/ファースト
禁止薬物使用により出場停止
ドミニカのレジェンド。キャンプインの時にめちゃくちゃデブっておりファンから失望されていたが、俺は信じているぞ。
JD・デービス サード/レフト
73試合 打率.285 5本 23打点 OPS.820
打撃に定評があるものの、サードはカラーコーン、レフトは千鳥足で落下点に向かうなど守備は散々。DH制の導入で風向きが変わるかもしれない。
ルイス・ギヨーメ セカンド/サード/ショート
69試合 打率.265 1本 5打点 OPS.685
非力だが選球眼に優れており、出塁率.374は控えとして優秀な数字。守備も無難にこなせるので、チームにとって欠かせない存在である。
トラビス・ジャンコウスキー レフト/センター/ライト
76試合 打率.252 1本 10点 OPS.715
ギヨーメ同様、昨年は出塁率.364と高い出塁能力を見せつけた。俊足の選手なので、メッツの攻撃バリエーションを増やしてくれるに違いない。
ローテーション
ジェイコブ・デグロム
15試合 7勝2敗 防御率1.08 WHIP0.55
メッツが誇る史上最強投手。怪我なく健康に1年過ごして欲しいという全人類の願いは、先日の右肩甲骨付近炎症により打ち砕かれた。(6月ごろ復帰?)
マックス・シャーザー
30試合 15勝4敗 防御率2.46 WHIP0.86
今年で38歳になる大ベテランだが、名実ともにMLBトップを走り続けるレジェンド。デグロムとの強力タッグでメッツを優勝へ導く。
クリス・バシット
27試合 12勝4敗 防御率3.15 WHIP1.06
アスレチックスからトレードで加入したローテーション3番手の投手。3番手としては十分すぎる成績だが、シーズン途中に多分1番手になる。
カルロス・カラスコ
12試合 1勝5敗 防御率6.04 WHIP1.43
メッツが大好きな"実績はあるけどここ最近は怪我などでイマイチ"みたいな選手の典型。今年こそ復活の時。
タイワン・ウォーカー
30試合 7勝11敗 防御率4.47 WHIP1.18
昨年は前半好調で初のオールスターにも選出された。昨年の前半戦はフロックじゃなかったと証明して、メッツを優勝へ導いてくれ。
タイラー・メギル
18試合 4勝6敗 防御率4.52 WHIP1.28
怪我で多くの選手が離脱する中、颯爽と現れまずまずの成績を残した。開幕投手に選ばれるほど期待されている投手なので、飛躍の年にしてほしい。
デビッド・ピーダーソン
15試合 2勝6敗 防御率5.54 WHIP1.40
2年目のジンクスに陥り、チーム最多勝を上げたルーキーイヤーの好投を見せることはできなかった。今年が勝負の年。
ブルペン
エドウィン・ディアス クローザー
63試合 5勝6敗 32セーブ 防御率3.45 WHIP1.05
100マイルの速球で三振をもぎ取る剛腕。調子の波が激しいものの、あれだけの球を大きな怪我なく投げ続けるのは本当にすごい。
トレバー・メイ セットアッパー
68試合 7勝3敗 防御率3.59 WHIP1.26
荒れるリリーバーが多い中、昨年は1年通してまずまずの活躍を見せてくれた。今年も活躍に期待したい。
アダム・オッタビーノ
69試合 7勝3敗 防御率4.21 WHIP1.45
曲がりすぎるスライダーを操るベテランリリーバー。歳のせいか徐々に成績が悪化してきているが、メッツのブルペンを支える救世主になれるか。
セス・ルーゴ
46試合 4勝3敗 防御率3.50 WHIP1.29
一昨年は大不調に陥るも、昨年はまずまずの成績を残した。メッツの優勝にはかつてMLB屈指のリリーバーだったルーゴの復活が必要不可欠だ。
チェイセン・シュリーブ
57試合 3勝3敗 防御率3.20 WHIP1.26
左腕が少ないメッツにとってかなり貴重な左腕リリーバー。アーロン・ループという最強左腕リリーバーが抜けた穴を埋めることができるか。
ジョエリー・ロドリゲス
52試合 2勝3敗 防御率4.66 WHIP1.53
ブルペンの左腕不足を補うためにヤンキースからトレードでやってきた日本でもおなじみのJロッド。頑張って!
トレバー・ウィリアムズ
23試合 4勝2敗 防御率4.35 WHIP1.49
バエズとのトレードでやってきたもう1人のカブス戦士。本職は先発だが、おそらくリリーバーとしてブルペンを支えることになりそう。
ドリュー・スミス
31試合 3勝1敗 防御率2.40 WHIP1.06
すぐに怪我をするが、投げている時はチームに貢献してくれる。スミスが健康で過ごしてくれれば、メッツのブルペンもだいぶ変わってくるだろう。
ショーン・リード=フォーリー
12試合 2勝1敗 防御率5.23 WHIP1.50
マッツとのトレードでやってきた。パッと見の成績はイマイチだが、数字以上にやってくれそうな予感がする26歳の若手投手だ。
ジェイク・リード
10試合 0勝1敗 防御率3.60 WHIP1.20
ええやん!と思ったら翌日に怪我で離脱していなくなった印象しかない。健康第一、わかったね?
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