【本紹介】フレーバー・マトリックス
どーも、ぱっしーです!
普段は食材の健康やお菓子作りのコツなどを投稿しておりますが、
今回はオススメの本を紹介したいと思います!
今回紹介するのはこちら
【フレーバー・マトリックス
風味の組み合わせから特別なひと皿を作る技法と科学】
です!
では、早速見ていきましょう!
▶︎食材の風味を科学的に分解した本
食材には味や色など様々な要素がありますが、香りも非常に大事な要素。この本では、タイトルにフレーバーがついているだけあり、ここに注目している本です。
ヒトは味を舌で感じますが、言うまでもなく舌は繊細でいろんな味を受け取ります。その際、
・引き立て合う味
・打ち消し合う味
と、実は2種類の組み合わせがあることをご存知でしょうか?
せっかく美味しい料理を作ろうと思っても、材料の組み合わせが悪く打ち消しあっていたら悲しいですよね。そんなことがないよう、そして食材の持っているポテンシャルを最大限に引き出すためにこの本は非常に重宝します。
では以下に実例を見ていきましょう!
▶︎みんなが美味しいと感じる組み合わせが、科学でも実証された
リンゴを例に出しましょう。
リンゴのコンポートといえば、砂糖の入ったシロップで煮込むことが多いですが、ワインで煮込んでも美味しいコンポートができますよね?赤ワインのリンゴコンポートをアップルパイにしたりなんかしたら最高ですよね!
これはきっと先代のシェフたちが試作した上で出来上がったと思いますが、科学的に分解してもリンゴ(仁果類)とワインの相性はいいんです!
少し話はそれますが、先日パレオな商品開発室さんとのイベントをさせてもらいましたが、ここでりんごのコンポートを提供しました。
このイベントは現在開発中のスパイスミックスの先行試食会だったわけですが、リンゴとスパイスの相性もやはりいいんですね!
アップルパイにシナモンが合いますが、これも理にかなっているんです!
こうして感覚でやっていたことが裏付けられるってすごいですよね!
「そんな組み合わせを知っても使い道ないし…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただこの本には約150もの食材について特徴がまとめてあります。さらに具体的な実用レシピも載ってますので、気になる方はお手に取ってみてください。まだまだ世間に知られてない意外な組み合わせも多数です!
【フレーバー・マトリックス
風味の組み合わせから特別なひと皿を作る技法と科学】
では最後までお付き合いいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!
▶︎ぱっしー
砂糖・小麦粉不使用のスイーツを作ってます
製菓専門学校卒業
製菓衛生師免許/薬膳・漢方検定合格